AI検索対応型地域メディアMachiMise亀戸、公開約1か月で掲載50店舗に
合同会社56projectは、東京都江東区亀戸で展開するAI検索対応型地域メディア「MachiMise亀戸」の掲載店舗数が50店舗に達したと発表した。2026年7月30日の本格公開時点の10店舗から約1か月で5倍に拡大し、当初の計画を大幅に前倒ししての到達となった。生成AIの普及に伴い地域の個人商店がAIの検索結果に埋もれる課題の解決を目指し、同社は飲食店の情報整備とAI検索の検証を進めている。
当初計画を前倒しし約1か月で50店舗へ拡大
MachiMise亀戸は、2026年7月30日に10店舗の掲載から本格公開された。当初は8〜9月に30店舗、10〜12月に50〜70店舗まで拡大する計画だったが、実証を加速させたことで8月中に50店舗へ到達した。
現在は亀戸エリアの個人商店を中心に、居酒屋、ラーメン、カフェ、定食、和食、海外料理など幅広いジャンルの店舗情報を取り扱っている。同社は50店舗の達成をゴールではなく、地域情報をAIが理解できる形に整備し、街全体の地域情報基盤を構築できるか検証する第一段階と位置付けている。
飲食店を起点とした地域情報のAI化と実証サイクル
同社は、街中に多く存在し日常的に検索される飲食店を地域情報AI化の起点としている。自社で運営するSNS「江東区グルメ56飯」での発信やGoogle Mapsの活用と連動させ、実際の街で検証を行う環境を整備した。
MachiMiseでは各店舗に個別ページを設け、店舗名、営業時間、特徴などの基本情報に加え、JSON-LDによる構造化データやAI推薦文を実装して機械的に理解しやすい構造を採用している。店舗の発見から発信、ローカルページへの変換、地域単位の集約、観測と改善までを一連のサイクルとして運用している。
独自サービス「GEOスコープ」でAI推薦状況を定点観測
AI検索への対応効果を測定するため、同社は独自の定点観測サービス「GEOスコープ」を運用している。ChatGPT、Gemini、Google AIを対象に、「亀戸 居酒屋 コスパ」「亀戸 女子会」の2つの検索キーワードで毎週火曜日に観測を実施している。
これにより、AIエンジンごとの掲載状況や時系列の変化、推薦される店舗の違いなどを記録・可視化し、個人商店の可視性に関する課題の把握と改善に役立てている。
他業種への応用や全国展開を視野に
飲食店向けに開発したAI検索対応型ローカルページ「Exo-Local Page」の知見をもとに、今後は不動産、観光、医療など他業種の地域事業者への応用も検証する予定だ。
さらに、対象エリアを亀戸から江東区全域、東京、全国へと段階的に拡大することを目指している。将来的には地域のメディアや自治体、商店街などと連携し、地域データを企業や観光分野など多様な用途へ活用する事業モデルも模索していく方針だ。
- 運営会社:合同会社56project
- 所在地:東京都江東区
- 代表者:田中宏明
本記事は合同会社56projectの発表をもとに作成。
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