再春館製薬所の薬膳スープ粥がマタニティフード認定を取得

株式会社再春館製薬所は2024年6月1日、一般社団法人日本マタニティフード協会に加盟し、同社の「体においしい 薬膳スープ粥 4種アソート」がマタニティフード認定を取得したことを発表した。

日本マタニティフード協会は、食の観点から妊産婦の方々が安心できる出産育児環境の創出を目指し設立された団体だ。食材選びに悩む妊産婦のストレスや不安の解消、調理のノウハウや自身の健康状態からどんな食品を選ぶべきかなどのサポートサービスを提供している。また、マタニティ期(妊活中・妊娠中・授乳中)の栄養素やおすすめ食材・メニューがひと目で分かるマタニティフード認定(マーク)の普及を推進している。

再春館製薬所は、食を通じて健康をサポートする「食養生」という漢方の考え方に通じる同協会の理念に共感し、「体においしい 薬膳スープ粥」を通じてマタニティ期の方々に安心できる食事を提供したいという想いから、今回の加盟に至った。

「体においしい 薬膳スープ粥」は、生体リズム(週周リズム)と関係が深い”深部体温”に着目し、穀物などの食物繊維や野菜の栄養バランスに加え、食材の持つ栄養・効果・色などを漢方の考えで体系化した薬膳レシピをもとに開発された商品だ。2022年1月の先行発売時には即完売するほどの人気を博し、現在までの累計販売数は100万食を突破している。また、「お湯を注ぐだけで手軽に栄養価の高いスープ粥ができる」という特徴から、産前産後ケアホテルでも採用されるなど、産前産後のママにも定評がある。

同協会は食の観点のみにとどまらず、「産後うつや孤独感などに悩むママたちが多く存在する」という課題にも向き合い、雇用支援の一環として販売スタッフに「産後ママ」たちを採用するなど、さまざまな形でのコミュニケーション機会を提供している。再春館製薬所は今後も、「自然とつながり、人とつながる明日を」というビジョンのもと、これらの「社会とのつながり」創出への支援を介し、心と身体の両面における支援に努めていく方針だ。