バロン、NHKテクノロジーズにAvalon remote Nvを納入
株式会社バロンは、株式会社NHKテクノロジーズへ独自開発のリモートデスクトップ「Avalon remote Nv」を納入した。同製品は閉域網環境での運用に対応した純日本製のリモートデスクトップである。今回は放送現場の要件に合わせて機能や運用面を最適化した特別仕様版が開発・導入された。

放送現場の要件に合わせた特別仕様版を納入
VPN機器やリモートアクセス環境を標的としたサイバー攻撃が増加するなか、機密情報を扱う組織ではセキュリティや運用上の課題が生じている。こうした背景を受け、放送技術やエンジニアリングサービスを手がけるNHKテクノロジーズへ、閉域網環境に対応する「Avalon remote Nv」の特別仕様版が納入された。
NHKテクノロジーズの担当者は、閉域網運用が必須である放送業界において、国内開発による安心感や限られた帯域での描画性能、操作性、大容量映像の遠隔編集に耐える安定性などを採用の決め手として挙げている。
Avalon remote Nvの主な特徴
Avalon remote Nvは、米マイクロソフトの「Microsoft MVP Award」リモートデスクトップサービス部門において、日本人初かつ唯一の受賞者である金子雄一氏が率いるチームが開発した。
同製品の主な特徴は以下の通り。
- 閉域網環境に対応したクラウド不要のP2P接続
- 256ビット暗号化と認証機能による機密情報保護
- 通信切断から約0.05秒で自動再接続する機能
- 独自映像圧縮技術によるRGB32高品質映像の低遅延伝送
- 高音質な音声の低遅延伝送と映像との同期維持
- 現場の要件に応じたカスタムメイド対応
開発から導入、運用、保守までを国内で完結させることでデータ流出経路を遮断し、情報漏洩リスクの抑制や経済安全保障推進法への対応を図るとしている。
耐量子暗号(PQC)への対応を準備
将来的な量子コンピュータによる暗号解読リスクを見据え、株式会社FIYTTYが提供するPQC(耐量子暗号)技術を認証機能および暗号通信に実装する準備を進めている。次世代のセキュリティに対応することで、長期的な利用に耐えうる基盤を目指す。
Avalon remote Nvのベースとなるクラウド接続型サービス「Avalon remote」については、現在無償β版が提供されている。インターネット接続環境があれば利用可能で、導入前の評価や操作性確認、負荷試験向けに公開されている。

会社概要
- 社名:株式会社バロン
- 代表者:代表取締役 浅野 雅史
- 所在地:富山県富山市北代5298番地
- 事業内容:ビルメンテナンス、複合施設「SCOP TOYAMA」の運営、太陽光発電等の環境ソリューション、リフォーム、不動産、介護サービスなど
本記事は株式会社バロンの発表をもとに作成。

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