動物看護師の転職相談、最多は6〜8月で30.9% TYLが調査レポート公開
ペット関連事業を手掛ける株式会社TYLは、運営する動物看護師向け転職エージェント「ペットナースエージェント」の相談動向を分析した調査レポートを公開しました。延べ4,700件以上の相談記録をもとに分析したところ、転職相談を始める時期は「6月〜8月」が30.9%で最多となりました。同サービスへの相談件数は、2024年から2025年の1年間で約40%増加しています。
転職相談のピークは繁忙期後の6月〜8月
相談件数ランキングで1位となったのは「6月〜8月(30.9%)」でした。フィラリアや狂犬病予防といった春の繁忙期が落ち着きを見せる時期であり、全月を通じて7月に最も多くの相談が寄せられました。
この時期は、7月の賞与支給を機に退職を決意する層と、体制が整った病院での秋・冬入社を視野に入れる層が混在している傾向がみられます。

翌春を見据えた9月〜11月が2位

2位には「9月〜11月(24.6%)」がランクインしました。翌年4月の入社をターゲットに、スキルのステップアップや転居などに向け、好条件の求人をじっくり比較検討する活動が目立つ時期となっています。
現状の職場への不満よりも、専門性の高い看護への挑戦やスキルの正当な評価を求め、自身の市場価値を見極めようとする層が多くなる特徴があります。
相談増加の背景と時期別の活動傾向
相談件数が1年で約40%増加した背景には、忙しさそのものだけでなく、専門職としての成長の停滞に対する危機感があると分析されています。

時期別の活動性質としては、求人を比較しやすい「9月〜11月(戦略期)」、新年度に向けた「12月〜2月(即断・復帰期)」、入職後のミスマッチ解消を図る「3月〜5月(軌道修正期)」などに分かれており、目的に応じた事前の準備が円満な退職や引継ぎにつながるとしています。
調査概要と会社概要
今回の調査および発表元の概要は以下の通りです。
- 調査対象者:「ペットナースエージェント」における転職相談記録 4,767件
- 対象データ:面談記録975件(総テキスト量:約228万文字)
- 分析手法:自然言語処理技術を用いた自由記述テキストの分類および分析
- 対象期間:2024年1月〜2026年3月
- 調査レポートURL:https://pet-nurseagent.jp/report/ranking-timing/
株式会社TYLは、金児将平氏が代表取締役社長を務め、東京都港区芝2-13-4 住友不動産芝ビル4号館4階に本社を置いています。2017年8月1日に設立され、資本金は2億2,512万4,800円(資本準備金含む)です。動物病院などへの経営支援や飼い主支援などのサービスを展開しています。
本記事は株式会社TYLの発表をもとに作成しました。
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