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シャペロン、製薬資材の一次チェックを支援するAIツールを提供開始

製薬・ライフサイエンス業界向けにコンプライアンスAIを提供する株式会社シャペロンは、製薬企業の資材一次チェックを支援するAIツール「Shaperon Review」の提供を開始しました。Webブラウザから資材をアップロードすることで、業界基準や自社審査ルール、薬剤情報に基づいた指摘結果をおよそ30分(※)で確認できます。制作部門による審査前の確認作業を支援し、審査段階での差し戻しや対応負荷の軽減を図ります。 ※解析時間はアップロードする資材のページ数や種類によって数分〜1時間程度。

開発の背景とツールの特徴

シャペロンはこれまで、製薬企業の資材を業界基準に基づいて解析する「審査AI」をファイル納品や専門家によるレビュー支援の形で提供してきました。その中で、制作途中でも手元でチェックしたいという要望や、審査提出前のチェック品質を高めて差し戻しを減らしたいといった現場の声を受け、ブラウザ上で利用できる一次チェックツールとして「Shaperon Review」を開発しました。

本ツールは、アップロードされた資材をチェック観点に沿ってAIが解析し、リスクの有無や該当箇所、指摘の根拠を提示します。また、利用者がAIの指摘に対して採用・不採用を選択したり追加指摘を入力したりすることでアルゴリズムにフィードバックが反映され、運用を重ねるほど各社の審査基準や修正方針に沿った精度へと向上する学習機能を備えています。

対応資材とセキュリティ要件

現時点で対応している資材は、特定項目製品情報概要、説明会スライド、座談会記録集、講演会スライドです。シャペロンは2026年内をめどに主要資材へ対応範囲を拡大する方針です。

また、大手製薬企業の利用を想定し、Microsoftなどのシングルサインオン(SSO)への対応や、データの国内保存・処理といったセキュリティ要件にも対応しています。

今後の機能拡張予定

制作部門での一次チェック実務に対応するため、複数の機能拡張が予定されています。出典内容とのAI照合や図表改変・ガイドラインの最新性を確認する「出典整合性チェック」などのメディカルチェック機能を追加するほか、総合製品情報概要や動画コンテンツなどへの対応拡大を進める予定です。さらに、審査プロセスでもAIの指摘を参照・判断できるよう、審査ワークフローをはじめとする外部システムとの連携も計画されています。

株式会社シャペロンの概要

  • 設立:2017年6月
  • 代表者:代表取締役CEO 阪本 怜
  • 所在地:東京都世田谷区三軒茶屋1-5-9-304
  • 事業内容:製薬・ライフサイエンス業界向けコンプライアンスAIの開発・提供

本記事は株式会社シャペロンの発表をもとに作成。

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