一般社団法人日本盆踊り協会は、日本フットボールリーグチーム「クリアソン新宿」と連携し、スポーツと盆踊りを通じた地域交流等を目指した取り組みを行う。6月7日に国立競技場で開催される「クリアソン新宿」のJFL第11節 vs FC ティアモ枚方戦において、「国立盆踊り！」と題した盆踊りイベントを実施する。

「クリアソン新宿」は、地域連携や多文化共生、健康づくり、観光・産業振興等を目指すチームであり、6月7日の試合を「新宿の日」と題して開催する。日本盆踊り協会は、全国の盆踊りを体験できる「盆踊り居酒屋」を新宿区内の飲食店「ハナミチ東京歌舞伎町」で定期開催することが縁となり、今回の取り組みに協力・参加する。

当日は、日本盆踊り協会および盆踊り女性チーム「盆女／bonjyo」の計約50名の踊り手が参加し、試合前イベントやハーフタイムに盆踊りを披露する。試合観戦だけでなく、イベント、パフォーマンス、グルメなど、様々な企画が用意されており、幅広い層が楽しめる内容となっている。

日本盆踊り協会は、若年層向けの「盆踊りフェス（盆フェス）」や「スイーツ盆踊り」、企業向けの「出張盆踊り」、対インバウンドの「盆踊り居酒屋」等、新たな企画やコンテンツ化を図る一方、文化庁や外務省等との取り組みによる伝統的な盆踊りの国内外への発信も積極的に行っている。

「盆女／bonjyo」は、日本舞踊経験のある盆踊り好き女性メンバーによるアーティストグループで、DJやLIVEバンドと共に「魅せる盆踊り」と「踊る盆踊り」をテーマに活動している。東京ドームでの共演やトルコでの日本文化祭出演、各テレビ番組出演など、様々な舞台でマルチに活躍中だ。

また、日本盆踊り協会は、2025年の大阪・関西万博開催以降を見据え、インバウンド旅行客に向けた「盆踊り居酒屋」を企画。新宿の商業ビル「ハナミチ東京 歌舞伎町」で定期的に開催し、全国で人気の盆踊りを飲食しながら鑑賞し、浴衣を着て実際に踊って楽しめる体験・参加型エンターテインメント居酒屋として展開する予定だ。