地域と家族をつなぐ新事業「小学生留学」が始動

株式会社キッチハイクは、保育園留学に続き、小学生を対象にした「小学生留学」を開始する。小学生留学では、こどもが小学校・学童・サマースクールなど地域の様々な環境に通いながら、家族で1-2週間から地域に滞在できる。2024年6月5日より夏以降の申し込みと知らせ登録を開始する。

キッチハイクは、2021年より1〜2週間こどもが保育園に通えて、親は働きながら多様な地域に家族で滞在できる「保育園留学」を北海道厚沢部町から開始し、全国約40地域に展開している。これまで地域とともに、全国で500家族以上2000人の子育て家族と地域をつないできた。

今や子育て世代の共働き率が70%を超え、特に都市部では、理想の子育てと仕事の両立の難しさ、のびのび過ごせる環境の少なさ、受験など周囲の教育環境のプレッシャーなど様々な課題がある。一方地域には、自然や文化豊かな環境がありながらも、人口減少・少子化が差し迫るなか子育て環境の持続性などに課題が現れている。

小学生留学では、こどもにとっては、新しい環境に出会い、心身ともに健やかに育つ環境を提供する。ご両親には、仕事も子育ても多様な選択肢を提供する。地域には、子育て家族を招き、地域経済に貢献をもたらす。

留学先は、北海道厚沢部町のあっさぶ地域魅力化プロジェクト(サマーキャンプ)、北海道浦河町のフレンド森のがっこう(自然体験プログラム)、新潟県南魚沼市の塩沢金城わかば児童館(学童)、新潟県南魚沼市の「コシヒカリの郷」子ども自然体験村(サマーキャンプ)、岐阜県美濃市の岐阜県立森林文化アカデミー(サマーキャンプ)、岡山県高梁市の有漢東小学校(公立小学校)、島根県江津市のSUMMER SCHOOLとうもろこし(サマーキャンプ)など、順次追加される予定だ。

プラン内容は、学校生活費用/預かり費用、宿泊、生活備品、Wi-Fi利用料が含まれる。参加日程は1-2週間〜で、留学先とご相談しながらそれぞれの期間を設定している。参考価格は13万円〜で、小学生のいるご家族が参加条件となる。

お申し込み・お知らせ登録は公式LINEで受け付けている。また、子育て世帯の流出、出生率の低下から、小学校・保育園・学童の生徒数低下に課題感がある地域へ、こどもと家族をつなぎ、地域の未来をつくる事業として、各自治体ごとの状況に合わせたカスタマイズが可能とのことだ。