イシュープラスデザイン、9月の認知症月間に合わせ全国でワークショップ開催へ
特定非営利活動法人イシュープラスデザインは、2026年9月の「認知症月間」に合わせて全国各地で「認知症世界の歩き方実践ワークショップ」を開催する予定です。本ワークショップは、認知症のある当事者へのインタビューをもとに開発したカードを用い、本人の視点や見えている世界を参加者同士で対話しながら学ぶプログラムです。専門知識がなくても参加でき、子どもから大人まで体験を深められる内容となっています。


ワークショップの原案となっている書籍『認知症世界の歩き方』は、認知症のある本人約100名へのインタビューをもとに、日常生活での困りごとや感じていることを旅行記などの形式で紹介したものです。2021年の出版以降、シリーズ累計発行部数は30万部を超え、海外でも出版されているほか、2027年2月5日には実写映画の全国公開も予定されています。
ワークショップでは、同書の世界観をもとにしたカードを使用します。周囲から「困った行動」に見える場面について、本人の視点から理由や背景にある不安・戸惑いを想像し、参加者同士で対話を進めます。
1,436名の修了ファシリテーターが各地で対話の場を運営
ワークショップの進行は、養成講座を修了したファシリテーターが担当します。ファシリテーターは医療や福祉の専門職をはじめ、地域活動に携わる人や企業勤務者、当事者家族など多様な立場で構成されています。現在までに全国で1,436名が養成講座を修了しており、137の自治体では『認知症世界の歩き方』が認知症サポーター養成講座の教材として活用されています。

各地で活動するファシリテーターからは、地域包括支援センターでの講座やサポーター養成の現場において、対話を通じて本人の状況を想像し理解を広げる取り組みが進められているとの声が上がっています。
認知症月間に合わせた特設ポータルサイトを開設
毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」および「認知症の日」と定められており、9月1日から30日までの1カ月間は「認知症月間」と位置づけられています。
これに合わせて同団体は、認知症に関する情報を集約した特設ポータルサイトを開設しました。サイト上では全国で開催されるワークショップや関連イベント、展示、映画化プロジェクトなどの情報が紹介されています。
特定非営利活動法人イシュープラスデザインの概要
- 団体名:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン
- 代表:筧 裕介
- 所在地:東京都文京区
- 事業内容:デザインの力を活用した社会課題解決、調査研究、事業開発、人材育成など
本記事は特定非営利活動法人イシュープラスデザインの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



