CAICA DIGITAL、ステーブルコイン基盤のPoC完了で商用化へ
株式会社CAICA DIGITALは、ステーブルコイン基盤の実証実験(PoC)におけるフェーズ3を完了したと発表した。発行体管理UIの整備やリカバリ機能の実装、M2M基盤との本格統合を完了し、両基盤ともに商用化フェーズへ移行する。



PoCフェーズ3完了と商用化への移行
2026年3月に開始されたステーブルコイン(SC)基盤のPoCは、フェーズ1のWeb2的UI・基本送金、フェーズ2のM2M自動決済・NFT/VC連携を経て、フェーズ3の全項目を完了した。フェーズ3では、発行体管理UI「Stablecoin Console」の整備、マルチデバイスリカバリ機能、AML/トラベルルール対応を含む包括的なセキュリティ強化が実現された。
3つのサービスモデルと幅広いユースケース
フェーズ3完了に伴い、M2M基盤とSC基盤を組み合わせた3種類の商用サービスモデルが定義された。導入規模や事業フェーズ、SC発行意向に応じて選択できるほか、顧客の初期負担や月額利用料を抑えながらビジネス成長に応じて収益を共有するプロフィットシェア型オプションも設定可能としている。

両基盤は業種を問わず幅広い企業への導入が想定されている。スマートシティや自治体向けには、自治体独自の地域通貨発行による補助金の自動配布・地域内精算や、都市インフラデータの情報NFT化による新財政収入の創出なども可能としている。


子会社ネクスを通じたIoT端末の提供
M2M基盤およびSC基盤の利用に際し、2025年10月に子会社化した株式会社ネクスより、5G RedCap対応端末をはじめとするIoT通信デバイスの提供も可能としている。これにより、ソフトウェア基盤と通信デバイスをワンストップで相談できる体制を提供する。


商用展開については法規制への対応や提携先企業との協業進展、市場環境などを踏まえて段階的に進める方針で、現時点で具体的な収益寄与時期は未定としている。また、2026年10月期連結業績に与える影響は現時点で軽微と見込んでいる。
株式会社CAICA DIGITAL 会社概要
- 代表者:代表取締役社長 鈴木 伸
- 所在地:東京都港区南青山5丁目11番9号
- 公式サイト:https://www.caica.jp
本記事は株式会社CAICA DIGITALの発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



