冷感パッド新発売、リュックに装着で快適通学

タンスのゲン株式会社は、28℃以下で自然に凍結する冷却素材”PCM”を使用した「リュック用冷感パッド」の販売を開始した。この製品は、リュックやランドセルを背負った際に背中にぴったりとフィットする独自の構造で作られており、背中に溜まる汗や熱気を軽減することで、小学生の通学や家族の通勤をより快適にすることを目的としている。

冷却素材”PCM”は、相変化材料(Phase Change Material)の略称で、宇宙飛行士を急激な温度変化から守るために開発された素材だ。周辺温度が上昇しても一定の温度以上には上がらない性質を持ち、28℃以下で自然に凍結するのが特徴である。この素材を使用することで、リュックと背中の間に溜まる汗や熱気を軽減し、夏場でも快適に外出や通勤・通学ができるようになる。

本製品の特徴は、新開発の24マス独立構造にある。一般的な冷感パッドは6マス程度で曲がりにくく、背中に合わせて変形しづらいという欠点があった。しかし、同社の「リュック用冷感パッド」は、マス数を24に増やし間隔を広げることで、背中にフィットしやすくなっている。また、”PCM”は硬い素材で肌当たりが弱点だったが、独立構造によりフィット性を向上させ、ごつごつとした感触を軽減している。

さらに、本製品は上部が狭く下部が広い台形デザインを採用しており、ランドセルやリュックに合わせやすくなっている。カラーバリエーションは、ひんやり涼しげな〈クリアブルー〉、ランドセルやリュックの色に馴染みやすい〈ベージュ〉〈クリアブラウン〉の3色展開だ。

肩紐を取り外して使用することもでき、リュックやランドセルに装着する以外にも、枕に敷いて涼しく休んだり、チェアの座面に敷いてひんやり快適に作業したりと、幅広い使い方が可能だ。重量は200グラムと軽量で、使用しない際はコンパクトに折りたためるため、持ち運びにも便利。

「リュック用冷感パッド」は、タンスのゲン本店とタンスのゲン楽天市場店にて取り扱っている。夏場の通学・通勤を快適にするアイテムとして、注目を集めそうだ。