Hmcomm、子会社のエンジニア約30名対象にAI-FDE高度化プロジェクト開始へ
音声AI技術などを開発・提供するHmcommは、連結子会社化したコラボテクノのエンジニア約30名を対象とする「AI-FDE高度化プロジェクト(PROJECT FLY2026)」を2026年9月1日より開始することを決定しました。
同プロジェクトを通じて、コラボテクノが持つシステム開発力とHmcommの生成AI・音声AI技術やノウハウを本格的に融合します。AIや音声AIエージェントプラットフォーム「VAAP」を活用し、顧客課題の特定から要件定義、エージェント設計、実装、導入、継続改善までを一体で担うAI-FDE(Forward Deployed Engineer)体制の整備を進め、開発生産性や収益性の向上を目指します。
技術PMIを深化させる「PROJECT FLY2026」の概要
Hmcommは2026年5月11日付でコラボテクノを連結子会社化し、FDEモデル確立に向けた組織統合やAI駆動開発の導入準備を進めてきました。今回のプロジェクトは、これまでの組織連携を一歩進め、技術移転や人材育成、共同受注などを一体的に推進する技術PMI(買収後統合)の取り組みです。
実施期間は2026年9月1日から12月31日までを予定しており、Hmcommの営業、研究開発、AI駆動開発、品質管理部門と、コラボテクノの営業・技術部門が共同で推進します。
開発力強化から外部事業化までを見据える主要施策
本プロジェクトでは、主に以下の施策を実施します。
- AI駆動開発力の強化:生成AIを活用した仕様書作成、コード生成、テスト、デバッグ、ガードレール設計などの実践研修を実施
- VAAP商品開発OJT:VAAP上でのAI Agent開発などをOJT形式で進め、年内に対象エンジニアが開発・実装した複数のAI Agentを本番環境へリリースすることを目指す
- FDE共同営業および案件化:両社の営業・技術部門が共同で顧客へ提案活動を行い、高付加価値なFDE事業モデルを展開
- ナレッジのAI Agent化と事業化:蓄積したノウハウを各種エージェントとして体系化し、将来的に企業のAI人材育成を支援する「Hmcomm AI-FDE Academy(仮称)」として外部提供を目指す
- SESロールアップ戦略への活用:本取り組みを標準的な技術PMIモデルとして位置付け、今後のSES・システム開発会社に対するM&A戦略へ展開
2026年12月末に向けた目標と成長戦略
プロジェクト開始時点の目標として、2026年12月末までに約30名のエンジニアによるAI-FDE推進体制の確立や、VAAP上で合計約120本(1人あたり4本)のAI AgentおよびAgent Suiteの開発・本番リリース、共同提案による案件受注の積み上げなどを掲げています。なお、これらは現時点で確定した受注や業績を示すものではありません。
同社は、従来の工数提供を中心とする人月型・SES型ビジネスから、AI-FDE型ビジネス、さらにはライセンスや運用支援を組み合わせたリカーリング型ビジネスへの高度化を図り、再現性のあるM&A成長モデルの確立を目指す方針です。
Hmcomm 会社概要
- 所在地:東京都港区浜松町2-10-6 PMO浜松町III 4階
- 代表者:代表取締役社長CEO 三本 幸司
- 事業内容:人工知能(AI)音声処理技術を基盤とした要素技術の研究・開発およびソリューション・サービスの提供
- 公式サイト:https://hmcom.co.jp
本記事はHmcomm株式会社の発表をもとに作成。
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