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台湾・高雄市政府農業局、大阪で高雄山茶の茶席交流・商談イベントを開催へ

台湾の高雄市政府農業局は、日本市場における農産物の認知度向上と輸出市場の開拓を目的に、大阪の日本料理店で「高雄山茶」をテーマとした茶席交流およびプロモーションイベントを実施する予定だとしています。

イベントでは、本格的なテイスティングや日本料理とのペアリング実演、産地・テロワールの紹介を通じ、関西地域の輸出入事業者、百貨店・スーパー、高級ホテル、飲食業界関係者らとの商談や交流を行い、仕入れや代理販売などのビジネス機会の創出を目指します。

日本料理とのペアリングで高雄山茶の魅力を実演

今回の交流イベントは、かつて日台北交流協会の料理長を務めた料理人が主導します。懐石料理の料理人の視点から、高雄山茶がファインダイニングにおいて持つペアリングの可能性を紹介し、繊細な日本料理との組み合わせを実演する予定です。

また、台湾茶文化の普及活動を行っている田辺昌子氏をティーマスターとして招き、異なる発酵・製茶技法によって作られた「白茶」「山茶烏龍茶」「橙茶」「紅茶」の4種類が提供されます。それぞれのお茶に合わせて考案された懐石料理を一品ずつ組み合わせることで、高雄の自然環境から生まれる味わいを表現するとしています。

国際コンクールでの評価を足がかりに市場開拓へ

高雄山茶は、日本で開催された世界緑茶コンクールで2つの金メダルを獲得したほか、ベルギーの国際味覚研究所(ITI)やフランスのAVPA世界茶コンクールでも高い評価を受けていると発表されています。

農業局は、こうした国際的な受賞実績を背景に、日本の高級茶市場への参入においてブランド認知度と市場からの信頼を高めてきたとしています。

流通・観光業界関係者との商談や意見交換を実施

イベントには、京都Hyatt Regency Hotel、株式會社有隣堂、株式會社Reproall、大阪の歴史的ホテルのほか、台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長、同大阪事務所の王沁柔シニアマーケティングマネージャーらが参加者として挙げられています。

会場では、製品販売、テーマ別展示会、茶文化イベント、輸入代理店契約、飲食メニューへの応用といった協力の可能性について意見交換が行われ、日本の高級流通チャネルや飲食市場における認知度向上に向けた商談が交わされました。

今後のブランド力強化と販路拡大に向けた展望

台湾観光協会東京事務所の王所長は、高雄茶が地域の風習や産業文化、茶職人の技術を体現しており、没入型の体験を通じて日本のバイヤーへのブランド価値浸透が期待できる旨を示しました。

農業局の主任秘書(発表内では方啟峰氏、方志峰氏の表記あり)は、大阪での茶会が日本の料理人や流通業者らに高雄茶を適した形で理解してもらう機会になったとしたうえで、今後もブランド力や国際流通チャネルの強化を支援し、展示会や企画展を通じて日本市場への浸透と国際マーケティングを推進していく方針を示しています。

本記事は高雄市政府農業局の発表をもとに作成。

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