ConoHa VPS byGMO、国内初となるChatGPT対応プラグイン提供
GMOインターネットは2026年9月1日、ホスティングサービス「ConoHa VPS byGMO」において、米OpenAIの生成AI「ChatGPT」向けプラグインの提供を開始した。同社によると、国内クラウド事業者によるChatGPT対応プラグインの提供は初となる(国内主要クラウド・ホスティング事業者の公表情報をもとにした2026年9月1日時点の自社調べ)。利用者はChatGPT上で自然言語による指示を行うことで、既存サーバーの起動や停止、状態確認といった運用操作を行えるようになる。
提供の背景と狙い
生成AIの業務活用が進む一方、サーバー運用の現場では管理画面やAPIを用いた日常作業に一定の専門知識が求められ、IT人材が限られる企業や個人事業主の負担となるケースがある。
ConoHa VPS byGMOでは、AIエージェントとの連携によるサーバー運用の簡易化を進めており、2026年8月12日には国内クラウド事業者として初めて「Claude」のコネクタ連携に対応した。今回、新たにChatGPTに対応することで、あらかじめ定義した運用手順や制約をAIエージェントに連携させ、複雑な指示を組み立てることなく日常的なサーバー運用を行える環境の実現を目指すとしている。
提供するプラグインの主な特長
提供されるプラグインは、ChatGPTとサーバーをつなぐ接続設定およびサーバー運用の手順をまとめたスキルで構成されている。主な特長は以下の通り。
- 自然言語によるサーバー運用:専門的なコマンドやAPIの知識を必要とせず、ChatGPT上で指示を出すだけで既存サーバーの起動・停止・再起動、状態確認、セキュリティ設定の変更が行える。
- スマートフォンからの操作に対応:プラグインはGMOインターネットのサーバー上で動作するため端末へのソフトウェア導入が不要で、ChatGPTのスマートフォンアプリからも操作できる。
- 認証情報を預けない安全な接続:認可規格「OAuth 2.1」に対応しており、ConoHa APIのパスワードやトークンなどの認証情報をChatGPT側に登録・保存することなく利用できる。

なお、稼働中サーバーの日常運用に対応しており、サーバーおよびボリュームの新規作成やサーバーのリサイズ(プラン変更)を行う場合は、コントロールパネルやAPIを利用する必要がある。
利用手順と料金
プラグインの利用手順は次の通りとなっている。

- ChatGPTのプラグイン掲載ページで「ConoHa VPS byGMO」のプラグインを検索する。
- 掲載ページを開き、追加または接続のボタンを押す。
- ConoHaアカウントで認証し、権限を許可する。
- 対話画面からVPSの運用操作を行う。
プラグインおよびリモートMCPサーバー自体の利用料金は無料となっている。プラグイン上から料金が新たに発生する操作は行えないため、利用によってConoHa VPS byGMOの料金が変動することはない。なお、ChatGPT自体の利用料金はOpenAIの料金プランに準ずる。
今後の展開と会社概要
GMOインターネットグループは2026年7月10日にAnthropicと戦略的パートナーシップ契約を締結するなど、グループ全体でのAI活用や実装サービスの拡充を進めている。ConoHa VPS byGMOにおいても、主要なAIエージェントとの連携拡充やAIが担える操作領域の拡大を継続して進める方針だ。
GMOインターネット株式会社の概要は以下の通り。
- 会社名:GMOインターネット株式会社(東証プライム市場 証券コード:4784)
- 所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 伊藤 正
- 資本金:106億9,160万円
- 事業内容:インターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業
本記事はGMOインターネット株式会社の発表をもとに作成。
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