3人制バスケ「3×3」が品川で開催、元サッカー日本代表の槙野智章氏も注目
2024年のパリオリンピックでも正式種目として採用される3人制バスケットボール「3×3(スリー・エックス・スリー)」の大会が、6月1日に東京・品川で開催される。「3×3.EXE PREMIER JAPAN 2024 / ROUND.2」と題されたこの大会は、品川インターシティを会場に、午後12時より行われる予定だ。
3×3は、2007年に国際バスケットボール連盟(FIBA)によって競技ルールが統一された後、2021年の東京オリンピックで初めて正式種目として採用された。ゼビオグループのクロススポーツマーケティング株式会社が運営する「3×3.EXE PREMIER」は、オリンピック種目採用以前の2014年から、世界初のプロリーグとしてFIBAの承認とJBAの公認を受けて開催されてきた。
もともとはストリートバスケから始まったこの競技は、通常のバスケットコートの半分のスペースで試合が行われ、攻守の入れ替わりが速くスピーディな展開が魅力だ。また、屋外で開催されることが多く、アーバンスポーツの一つとして位置づけられている。選手とファンの距離が近いことも特徴で、コート周辺での交流も盛んだ。
大会では、DJによる音楽演出やダンスパフォーマンスなども行われ、新たなスポーツエンターテイメントとして注目を集めている。今回の品川大会でも、品川カルチャークラブのトップチーム監督を務める元サッカー日本代表の槙野智章氏によるトークセッションや、日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参戦するダンスチーム「セガサミールクス」のステージパフォーマンスなど、様々な関連イベントが予定されている。
3×3は箱物の施設を持たず、既存のインフラを活用して開催されるのが特徴だ。品川インターシティで行われる今回の大会は、SHINAGAWA CC WILDCATS.EXEがリーグから開催権を得た「ホームゲーム」とも言える。3×3の魅力を体感できる絶好の機会となりそうだ。