6割弱が5月病を経験、退職代行利用の願望は3割

HiClub株式会社が提供するSNSアプリ「GRAVITY」は、5月17日から20日にかけて20代から30代の男女427人を対象に、5月病とストレス・退職代行サービスに関するアンケート調査を実施した。

調査の結果、回答者の55.5%が5月病を経験したことがあると答え、その症状として「気力がない」「職場に行きたくない」といった回答が6割に上った。5月病の主な原因は「人間関係の変化や悩み」「役職や仕事内容の変化に対する悩み」が約5割を占めた。

また、退職代行サービスの認知度は7割に達したが、実際に利用したいと考える人は3割にとどまった。利用したくない理由として、「社会人として非常識」「業界は狭いので変な噂になりたくない」などの意見が挙げられた。

退職の悩みを誰かに相談している人は72.6%で、そのうち家族に相談している人が最も多かった。一方、誰にも相談していない人は27.4%に上った。SNSでは、非公開・鍵付きアカウントや匿名性の高いアプリを利用して相談する人が多いことも明らかになった。

GRAVITYは、匿名性が高く安心して投稿できる環境が整っているため、周囲に相談しづらい退職や退職代行についても、相談やアドバイスが行われているという。