スクエニ初NFTプロジェクト『SYMBIOGENESIS』パブリックオークション開催

株式会社スクウェア・エニックスは、同社初のNFTコレクティブルアートプロジェクト『SYMBIOGENESIS』の新章スタートに向け、物語のカギを握るキャラクターたちのNFTを入手できる「パブリックオークション」を2024年5月31日から6月2日までの3日間開催すると発表した。

このパブリックオークションでは、『SYMBIOGENESIS』の2章に登場する1500体のNFTキャラクターのうち1200体が販売される。事前登録は不要で、誰でも参加可能だ。オークションはイングリッシュオークション方式で行われ、暗号資産のイーサリアムを使用して購入する。

また、オークションに合わせて「オークションフェス」と題した生配信がスクウェア・エニックスの公式Xアカウントで行われる。『SYMBIOGENESIS』のクリエイティブディレクター豊田洋輔氏とプロデューサーの玉手直之氏が各キャラクターの魅力を紹介しながらオークションを進行する。

さらに、落札数に応じて限定NFTやゲーム内アイテムを獲得できるキャンペーンも実施。1枚落札でNFTドット絵「Cypher」、3枚で「Professor」、5枚で「Chroma」、7枚で「Akane」を入手できる。6枚落札ではポーションやメンバーカードなどのゲーム内アイテムを含む「スターターパック」が付与される。

『SYMBIOGENESIS』は、浮遊大陸を舞台に竜に立ち向かう物語を描くファンタジーアドベンチャーだ。NFTキャラクターを保有することでそれぞれ異なる物語を読むことができ、プレイヤー同士で情報交換しながら謎解きを進めていく。最終的には選ばれた3名のプレイヤーによって物語の結末が決定するという、壮大なプロジェクトとなっている。

豊田氏は、2章で新たに登場する「マイナー」という研究者種族や主人公Chromaの活躍に注目を促した。玉手氏は、今回のオークションが新しい体験・エンターテインメントになると述べ、生配信と合わせて楽しんでもらいたいと呼びかけている。

NFTキャラクターの購入にはDiscordアカウントとNFTウォレットが必要で、イーサリアムをArbitrum Oneにブリッジする必要がある。スクウェア・エニックスは、『SYMBIOGENESIS』を通じて非中央集権的なWeb3の世界観を体験してもらいたいとしている。

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