パナソニック、シーリングライトを通した高齢者見守りサービス開始

パナソニックは、LEDシーリングライトの点灯・消灯情報を利用して、離れて暮らす高齢の家族をスマートフォンから見守ることができる「あかりdeみまもりサービス」を2024年6月21日より開始すると発表した。

総務省のデータによると、2040年には65歳以上の単独世帯の割合は約40%に達すると予測されている。また、パナソニックが実施した調査では、一人暮らしの親を持つ子の約4割が親を見守りできるサービスや機器を利用中、または導入したいと回答している。

本サービスは、「あかりdeみまもりサービス」対応のパルック LEDシーリングライトを見守られる方の部屋のWi-Fiに接続し、見守る方のスマートフォンから専用アプリ「あかリモ+(プラス)」で、離れて暮らしている家族のLEDシーリングライトの現在の点灯状態と過去1週間の操作履歴を確認することができる。また、設定時間内に操作がない(またはあった)場合にスマートフォンに通知が届く。

ただし、本サービスは緊急事態を通知するものではなく、見守られる方の身体・生命の安全を保証するものでもない。見守られる方の同意を取得してから利用する必要がある。

本サービスを利用するのに必要な「あかりdeみまもりサービス」対応のLEDシーリングライトは、パナソニック内トップクラスの省エネ性能や、細かい手作業や文字を読む時に便利な「明るさアップ機能」等、充実した照明性能を搭載している。

「あかりdeみまもりサービス」対応のパルック LEDシーリングライトは、パナソニックのお店(街のでんきやさん)または公式ショッピングサイト「Panasonic Store Plus(パナソニック ストア プラス)」で購入でき、サービスはいずれの場合も公式ショッピングサイトでの申し込みとなる。サービス利用料は月額880円(税込)で、契約開始月+2ヶ月の無料期間がある。

高齢化社会が進む中、離れて暮らす家族の安否を確認できるサービスへのニーズは高まっている。パナソニックの「あかりdeみまもりサービス」は、日常的に使用するLEDシーリングライトの点灯・消灯情報を利用することで、手軽に家族の生活リズムを把握できる点が特徴だ。