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SEREALが九州ヘルスケアスタートアップラボに参画へ PMF支援を開始

福岡市に本社を置くスタートアップスタジオのSEREALは、九州ヘルスケア産業推進協議会(HAMIQ)が運営する「九州ヘルスケアスタートアップラボ(KSLab)」において、2026年度より支援プロセス全体の設計・運営に参画する。あわせて、福岡市内のCIC Fukuokaに総合相談窓口を開設し、支援対象となるヘルスケアスタートアップの募集を開始した。本事業は経済産業省「ヘルスケアスタートアップ社会実装推進拠点」の一環として実施される。

PMFフェーズに特化した「三角型支援」を展開

ヘルスケア領域では、介護や福祉現場の課題解決に向けたスタートアップへの期待が高まる一方、現場での検証や専門知識が必要とされるため、事業成立(PMF)に至る難易度が高いとされている。事業創出フェーズや事業拡大フェーズと比べ、その間にあるPMFフェーズは専門性が求められ収益化も難しいことから、支援の担い手が少ない状況にあった。

こうした課題に対応するため、2026年度のKSLabは支援対象を「ヘルスケア(介護・福祉中心)領域のPMFフェーズ」に特化する。創業からPMFまでの立ち上げフェーズに強みを持つSEREALがPMOとして参画し、「実証場」「専門家」「事業家」が一体となって伴走する三角型のハンズオン支援を実施する。

具体的な支援メニューと体制

KSLabでは、各社に適した介護・福祉施設などの検証場をマッチングする「実証場での事業検証(Sandbox)」、技術面や法務面の指導を行う「専門家による技術指導(Expert)」、検証設計や製品開発・顧客獲得を推進する「事業家による事業推進(Biz-dev)」を組み合わせた支援を提供する。

主な支援内容は以下の通り。

  • ハンズオンPMF支援:専門家とともに実証フィールドを活用した製品開発や顧客獲得を長期的に支援
  • コミュニティ(勉強会):起業家同士や専門家とともに実務的な課題の解決方法を学ぶ場を提供
  • その他の支援:投資や融資に関する資金調達の指導、事業戦略の壁打ち、CIC Fukuoka内の総合相談窓口での相談受付

運営体制は、HAMIQが主催・運営を担い、PMO(拠点マネージャー)としてSEREAL代表取締役の安達誠寛氏が参画する。医療・介護領域の専門家や事業開発の専門家、九州を中心とした介護・福祉施設などが協力するほか、既存のインキュベーション施設やVC、大学などとも連携を図る。

募集要項と組織概要

支援対象となるスタートアップの募集条件および概要は以下の通り。

  • 支援費用:無料(経済産業省の予算事業として運営)
  • 支援期間:2026年7月〜2027年3月(予定)
  • 支援の流れ:応募・選考を経て検証プランの設計、実証フィールドの決定、実地検証を行い、2027年3月にDEMODAYを予定
  • 総合相談窓口:福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 7階 CIC Fukuoka内(火曜・水曜・土曜の12時〜16時、変更の可能性あり)

九州ヘルスケア産業推進協議会(HAMIQ)は、九州におけるヘルスケア産業の振興を目的とした産学官の協議会で、一般財団法人九州オープンイノベーションセンター(福岡市博多区)内に事務局を置く。参画するSEREALは、立ち上げからPMFまでのフェーズに特化し、共闘・共創・創業・投資を通じてスタートアップを支援するスタートアップスタジオ事業を展開している。

本記事はSEREAL株式会社の発表をもとに作成。

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