スノーピーク、群馬の県立赤城公園に2026年9月開業予定の複合施設詳細を公開
新潟県三条市に本社を置く株式会社スノーピークは、群馬県が県立赤城公園内に2026年9月19日に開業を予定している複合施設「スノーピーク ランドステーション 赤城」について、施設および建築デザインの詳細を公表した。同施設は群馬県が進める「赤城 ウェルグラウンド 構想」の中核拠点として、既存の赤城ビジターセンターを再整備するものである。スノーピークが指定管理者となり、先行開業したキャンプフィールドとともに一体的に運営を行う。
自然景観と調和する大屋根の空間設計



施設の設計は成瀬・猪熊建築設計事務所が担当した。地上1階建てで延床面積約1,320平方メートルの鉄骨造となっており、赤城山を彷彿とさせる曲線を描いた大屋根が特徴となっている。

設計を担当した猪熊純氏は、入り口付近に雪が落ちにくい形状と景観への調和を両立させ、圧迫感のない外観とダイナミックな室内空間を意図したとしている。
屋根の構造には鉄骨の湾曲梁と国産材の木小梁を組み合わせ、柱を極力減らすことで直営店やカフェ、観光案内・休憩スペースが一体的につながる内部空間を構成する。標高約1,350メートルの気候を生かした自然通風計画や、深い軒とハイサイドライトによる季節ごとの日射制御も取り入れられている。また、屋根小梁の国産材に加え、サッシ室内側の方立や内装、家具には群馬県産ヒノキ材をはじめとする県産材が活用される。
官民連携によるエリア全体の回遊性向上
本事業は、群馬県が推進する「赤城 ウェルグラウンド 構想」の一環として、自然の保全と活用の両立を目指す公園経営の取り組みである。
スノーピークが指定管理者として、すでに先行開業している「スノーピーク 赤城 キャンプフィールド」と同施設を一体的に運営することで、点在する観光資源をつなぎ、エリア全体の回遊性を高める計画としている。
施設概要
- 名称:スノーピーク ランドステーション 赤城
- 所在地:群馬県前橋市富士見町赤城山33-1(県立赤城公園内)
- 開業予定日:2026年9月19日(土)
- 延床面積:約1,320平方メートル
- 建築設計:成瀬・猪熊建築設計事務所
- 主要設備:スノーピーク直営店、カフェ、観光案内所、コワーキングスペース、多目的ルーム、コインシャワー、24時間トイレ
- 営業時間:ランドステーション 9:00~18:00(12月〜3月の冬季は9:00~17:00)、カフェ 10:00~18:00(冬季は10:00~17:00)
- 定休日:水曜日
本記事は株式会社スノーピークの発表をもとに作成。
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