クラウドストライク、Project QuiltWorksを中小企業向けに拡大
米クラウドストライクは現地時間2026年8月13日、包括的なセキュリティフレームワーク「Project QuiltWorks」の提供対象を、中小企業(SMB)を含むあらゆる規模の組織に拡大すると発表した。
高度なAIモデルの普及に伴い攻撃者が脆弱性を悪用するスピードと規模が加速するなか、ディストリビューターやクラウドマーケットプレイスなどのチャネルパートナーエコシステムを通じて、AI時代のリスクに対応する統合的な保護を提供する。
中小企業を取り巻くAIリスクへの対応
高度なAIモデルの発展により、攻撃者がマシンのスピードと規模で脆弱性を発見・悪用できるようになり、あらゆる規模の組織が標的となっている。しかし、多くのSMBは大企業と同等のセキュリティ機能や専門知識、運用リソースを自社で確保することが難しい状況にある。
クラウドストライクの最高ビジネス責任者であるダニエル・バーナード氏は、フロンティアAIによってサイバーセキュリティがビジネス上の必須要件へと変化したと指摘したうえで、世界経済の基盤であるSMBにも世界最大規模の企業と同水準の保護が必要であると述べている。
Project QuiltWorksの機能と構成
Project QuiltWorksは、OpenAIおよびAnthropicのフロンティアモデルを活用した統合フレームワークである。自社導入や運用が困難なSMBに対し、以下の機能を組み合わせて提供する。
- AIを活用した脆弱性の発見および攻撃者の動向に基づく優先順位付け
- 主要システムインテグレーターによる専門家主導の修復サービス
- Amazon Web Services(AWS)のクラウドインフラストラクチャ
- サイバー保険大手企業による財務保護
今回の拡大にあたり、複数のグローバルディストリビューター、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、マネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)がQuiltWorksのSMB市場展開を担う。参画する主なパートナーは以下の通り。
- Arrow Electronics
- Ignition Technology
- Nord Security
- Pax8
- TD SYNNEX
- Westcon-Comstor
- Zip Security
各パートナーはFalconプラットフォーム上で再現性と拡張性のあるセキュリティサービスを構築し、大企業と同等の保護体制を地域の顧客へ届けるとしている。
- 社名:CrowdStrike, Inc.(NASDAQ: CRWD)
- 主な事業:クラウドネイティブプラットフォーム「CrowdStrike Falcon」を通じた、エンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データ保護などのサイバーセキュリティソリューションの提供
本記事はクラウドストライクの発表をもとに作成。
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