DNX Venturesが日米の投資活動を独立ブランド化 米国と日本で新通称名
米国シリコンバレーと東京に拠点を置くベンチャーキャピタルのDNX Venturesは、2026年9月1日に日米それぞれの投資活動を独立したブランドとして展開すると発表した。米国チームを「DNX Technology Ventures」、日本チームを「DNX Capital」と通称名を新たにし、あわせてウェブサイトを全面刷新した。
両ブランドのもとで、それぞれ現地のスタートアップマーケットに適した投資や支援事業を行っていくとしている。
日米で異なる進化に対応するリブランディング
DNX Venturesは2011年の創業以来、日米のファンドが連携しながらB2Bスタートアップへの投資活動を続けてきた。投資領域に加え、LPからの期待やコンセプトが日米でそれぞれ自然と異なるものに進化してきたことを受け、2024年に組成した4号ファンド以降はファンドを日米で分けて組成している。
今回、それぞれのアイデンティティをより明確に表現するため新しいブランドを新設した。日米の連携は維持しながら、それぞれの思想や狙いを体現したブランドを掲げる。なお、既存ファンドの運営はこれまでと変わらず両チームで継続するとしている。
DNX Technology Venturesの支援体制と実績

DNX Technology Venturesは、アーリーステージのベンチャーキャピタルとして創業以来15年にわたり、シリコンバレーを中心としたB2Bスタートアップへの投資を実行してきた。あわせて、30社を超える日本の事業会社LPに伴走し、日本企業と海外スタートアップの間での事業提携、直接投資、買収など200件以上のパートナーシップを支援している。

成果の背景には、事業会社の継続的なオープンイノベーション体制作りを後押しするサポートと事業会社コミュニティがあるとしている。具体的には、シリコンバレーオフィスへのLP駐在員の受け入れやイノベーション人材の発掘・育成プログラム、本社への情報提供やセミナーなどを通じて組織体制の構築を支援している。
運用規模と投資領域
米国を中心にB2Bスタートアップへ投資活動を行うDNX Technology Venturesは、これまでに4つのメインファンドに加えアネックス・シードと合計8つのファンドで累計約500Mドル(約655億円)を運用している。投資実績は191社で、うち28社をエグジットに導いた。
主な投資領域は、エンタープライズAI、サイバーセキュリティ、ディープテック、リテールテック、フィンテックなどで、アーリーステージでの初回投資後にグロースステージ以降まで追加投資で伴走する。
DNX Technology Venturesの概要
- 運用ファンド数:計8ファンド(メイン4、アネックス・シード)
- 運用総額:累計約500Mドル(約655億円)
- 投資社数:191社(エグジット28社)
- 主な投資先:Anthropic、Iceye、Zum、Paystand、Cylance、LiveRamp、Halcyonなど
- 公式サイト:https://dnxtech.vc
- LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/dnx-tech-vc
本記事はDNX Venturesの発表をもとに作成しています。
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