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イーレックス、他社保有の系統用蓄電池アグリゲーションを26年9月開始へ

イーレックスは、他社が保有する特別高圧・高圧の系統用蓄電池を対象としたアグリゲーションサービスを2026年9月1日に開始する。蓄電池保有事業者に代わって市場運用を行い、蓄電池の価値向上と電力系統の安定運用への貢献を目指す。

専門知見を活かした運用受託の背景

国内では再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力需給の柔軟な調整力として蓄電池の重要性が高まっている。一方で、蓄電池を活用して需給調整市場や卸電力市場、容量市場などから収益を創出するためには、市場制度への対応や充放電計画の策定、市場分析といった専門的な知見が求められる。

東京都中央区に本社を置き、代表取締役社長を本名均氏が務めるイーレックスは、小売電気事業や電力トレーディング事業、発電事業に加え、自社保有蓄電池の運用を通じて電力市場分析や需給管理、リスク管理、市場取引に関する知見を蓄積してきた。同社はこれらの知見を他社が保有する蓄電池の運用にも活用し、収益性向上と効率的な運用に貢献するとしている。

同サービスでは、イーレックスがアグリゲーターとして他社保有の特別高圧・高圧の系統用蓄電池の運用および市場取引を受託する。需給調整市場をはじめとする各種電力市場での運用を通じ、蓄電池保有事業者の収益機会拡大を支援する。

イーレックスは、分散電源を統合的に制御・運用して電力需給バランスを最適化するアグリゲーション事業において、以下の4領域を展開の柱としている。

  • 系統用蓄電池
  • 再エネ併設型蓄電池
  • コーポレートPPA
  • デマンドレスポンス

2028年までに取扱電源100MWを目標に

イーレックスは系統用蓄電池アグリゲーションサービスを通じて事業拡大を進め、アグリゲーション事業全体で2028年までに取扱電源100MWを目指す方針だ。蓄電池の市場価値向上と普及促進を通じ、再生可能エネルギーの導入拡大や電力系統の安定化に貢献していくとしている。

本記事はイーレックス株式会社の発表をもとに作成。

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