LINE WORKS 4.0リリース、UI刷新で利便性向上

LINE WORKS株式会社は2024年5月28日、ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」の新バージョン4.0をリリースしたと発表した。今回のメジャーアップデートでは、テーマを「あたらしいLINE WORKS、はじまります。-もっと便利に、快適に、スマートに-」とし、サービスリニューアルを実施。複雑化していたサービス画面の要素とカラーを整理し使用性を向上させたほか、ダークモード対応や、サービス通知機能の刷新など、より直感的に操作できる機能追加および改善が行われている。

具体的には、サービスUIの刷新とデザイン標準化が行われ、関連性の高い情報のグループ化をして表示することで内容が把握しやすくなるようレイアウトが改善された。また、アイコンのデザインやカラー、フォントの最適化も実施。モバイル版ではダークモードに対応し、適切なコントラスト比とアイコンの視認性やフォントの可読性を担保するデザインで最適化されている。

さらに、サービス通知の最適化により、必要な情報をスマートに確認できるようになった。サービス通知専用のチャンネルが新設され、サービス別に通知のフィルタリングが可能になったほか、過去の通知の振り返りも容易になっている。プッシュ通知からダイレクトに対象のサービス画面に遷移することで、ユーザーが目的のアクションを迅速に行えるようになった。

このほかにも、トークにおけるメッセージの部分コピー機能や、カレンダー画面からタスク登録が可能になるなど、UIおよび既存機能の改善が盛り込まれている。

「LINE WORKS」は、チャットやスタンプ、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットだ。富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2023年版」では、2017年度から2022年度まで6年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得している。