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AICX協会が組織AI変革推進委員会を設立 企業横断で人や制度の変革を実証へ

一般社団法人AICX協会は、AI時代に求められる組織・人・制度の変革を企業横断で実証する「組織AI変革推進委員会」を設立しました。委員長には株式会社グロービス マネジング・ディレクターの鳥潟幸志氏が就任し、株式会社メルカリやソフトバンク株式会社などの担当者が委員として参画します。参加企業が自社の課題を可視化したうえで実証を進め、得られた知見を再現可能な組織変革モデルとして体系化・発信することを目指します。

設立の背景と目的

生成AIやAIエージェントの普及に伴い、企業におけるAI活用は事業や組織への組み込み方が問われる段階に入っています。一方で、ツールの導入や一部業務の効率化が先行し、組織設計や評価制度、人材育成、マネジメントなどの見直しまで踏み込めていない企業が多いのが現状です。

現場では、戦略や推進体制の未整備、人とAIの役割分担の曖昧さ、部署間での活用レベルのばらつき、PoCにとどまる業務変革、実践知の共有不足、評価制度や組織文化の未整備といった課題が顕在化しています。

本委員会は、AIエージェントの活用を前提に人・組織・制度を継続的に進化させられる企業を増やすことを目的としています。活動は「気付く(成熟度診断で現在地を把握)」「試す(組織課題に応じたテーマを検証)」「再現する(成果と課題を体系化してモデル化)」の3段階で展開します。

活動内容と半年間のロードマップ

本委員会では、現状把握から実証、知見化、再診断までを1つのサイクルとして実施します。

  • 2026年9月〜10月:組織AI変革成熟度診断(6領域から現在地を可視化し実証テーマを設定)
  • 2026年11月〜2027年1月:実証プロジェクト(月1回の委員会で進捗や障壁を共有し検証を推進)
  • 2027年2月以降:知見の体系化・ホワイトペーパー(実証成果を実践モデルとして公開)
  • 初回診断から約6か月後:再診断・次の変革テーマ設定(組織の変化を確認)

実証テーマには、推進体制の構築、ノウハウ共有の仕組み、評価制度、人とAIの役割分担、協働型マネジメント、採用要件や人材育成などが含まれます。成功事例だけでなく、失敗や組織内の抵抗も共有し、知見として整理する方針です。

参画メンバーと参加対象

委員会のメンバーには、以下の有識者および企業の実務担当者が名を連ねています。

  • 委員長:鳥潟 幸志(株式会社グロービス マネジング・ディレクター/グロービス経営大学院 教員)
  • 委員:内海 克也(株式会社村田製作所 データ戦略推進部 部長)
  • 委員:木村 俊也(株式会社メルカリ 執行役員 CHRO 兼 CAIO)
  • 委員:倉本 由香里(パーソルホールディングス株式会社 執行役員 CPrO)
  • 委員:白山 奈津美(ソフトバンク株式会社 IT戦略本部 IT戦略統括部 組織人材戦略部 部長)
  • 委員:野石 龍平(マーサージャパン株式会社 組織・人事変革コンサルティング 人事機能変革・デジタル戦略プラクティス プリンシパル)
  • 委員:藤村 大輔(株式会社テックビズ HRBIZ事業責任者)

参加対象は、業種や企業規模を問わず、AI活用を業務効率化にとどめず組織や制度の変革につなげたい企業としており、AICX協会のシルバー会員以上の企業が参加可能です。

一般社団法人AICX協会について

一般社団法人AICX協会は、AIエージェントの実装人材育成や資格認定、カンファレンス開催、委員会活動を通じた調査・実証などを展開しています。

  • 名称:一般社団法人AICX協会
  • 設立:2025年1月
  • 代表理事:小栗 伸、小澤 健祐
  • 所在地:東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
  • URL:https://aicx.jp/

本記事は一般社団法人AICX協会の発表をもとに作成しています。

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