Space BDとSpace QuartersがISSのi-SEEP利用契約を締結 2028年の軌道上実証へ
Space BD株式会社は、株式会社Space Quartersが2028年に予定している宇宙用電子ビーム溶接ユニットおよびX線透過検査ユニットの軌道上実証に向け、利用契約を締結しました。
実証の場となるのは、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」船外実験プラットフォームに取り付けられた中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)です。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)より選出されたi-SEEP利用サービス提供事業者であるSpace BDが、技術調整や安全審査プロセスなどを支援します。


2028年の軌道上実証で商品化を目指す
株式会社Space Quartersは、代表取締役CEOの大西正悟氏が率い、東京都渋谷区に拠点を置く宇宙建築技術開発スタートアップです。今回の軌道上実証では、接合のみならず品質保証までのプロセス確立を実証し、各ユニットの商品化(TRL-8到達)を目指しています。
実証では以下の内容が計画されています。
- 電子ビーム溶接ユニットを用いた軌道上での複数回にわたる溶接実証および性能・耐久性評価
- X線透過検査ユニットを用いた非破壊検査による品質保証プロセスの確立実証
- 実証後の試験片の地球帰還と、結晶構造や機械的性質などの詳細データ取得
Space BDによる技術調整や安全審査の支援
東京都中央区に本社を置き、代表取締役社長を永崎 将利氏が務めるSpace BD株式会社は、ISS船外実験プラットフォーム利用に関する知見を活かして実証を支援します。同社はJAXAによるISS「きぼう」利用に関する事業化公募第2弾において、2件連続の選定を受けています(2019年3月8日リリース)。
同社は詳細な技術調整や安全審査プロセスの遂行などを通じ、本軌道上実証の実施を支援していく方針です。
両社の概要
株式会社Space Quarters
- 本社:東京都渋谷区神宮前5丁目53-67 コスモス青山501
- 代表者:代表取締役CEO 大西正悟
- 設立:2022年6月
- 事業内容:宇宙インフラを建築するロボットシステムと、建築する宇宙構造物の設計・開発
- URL:https://space-quarters.com/jp
Space BD株式会社
- 本社:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
- 代表者:代表取締役社長 永崎 将利
- 設立:2017年9月1日
- 事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
- URL:https://www.space-bd.com/
本記事はSpace BD株式会社の発表をもとに作成されています。
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