BOTANICOの顧客調査、60%がSNS分析にAIを活用と回答
株式会社BOTANICOは、自社の既存クライアント企業を対象に実施した「AI時代のSNS分析に関するアンケート調査」の結果を公表しました。回答企業の60%がSNS分析にAIを活用していると回答した一方、40%の企業は人による分析の重要性や活用の難しさを挙げています。なお、本調査は同社の既存クライアント30社を対象としたもので、国内企業全体の傾向を示すものではありません。
60%がAIを活用する一方、40%は課題や人の判断の必要性を指摘
調査の結果、回答企業30社のうち60%が、SNS分析へのAI活用について「そう思う」または「どちらかといえばそう思う」と回答しました。同社によると、既存クライアントにおいてSNS運用の分析や改善提案にAIを活用する企業が増え始めている状況がうかがえます。
一方で、残る40%の企業からは以下のような意見が寄せられました。
- SNSの分析は担当者が見るべきだと考えている
- AIによる分析結果だけでは改善施策を判断できない
- SNS分析にAIをどのように活用すればよいか分からない
- ブランドや業界特性を踏まえた分析は人が必要
SNS分析の工数増がAI活用の背景に
企業のSNS運用では、投稿本数を増やすことだけでなく、インプレッション、リーチ、保存数、プロフィールアクセス、リンククリック、フォロワー増減、エンゲージメント率など多岐にわたる指標の分析と改善が求められています。
しかし、分析にかかる時間や確認すべき数値の判断、改善施策の立案、毎月のレポート作成などが負担となる課題もあります。こうした背景から、データ整理や分析作業の効率化を目的にAIを活用する需要が生じています。
SNS分析において想定される主なAI活用の工程は以下の通りです。
- インサイトデータの整理や投稿ごとの傾向分析
- エンゲージメント率の分析やフォロワー動向の整理
- 保存率・遷移率の分析および競合アカウントとの比較
- 改善ポイントの抽出やレポート作成
- 次回投稿テーマの提案や月次改善施策の立案
AIによる効率化と人の判断を組み合わせた体制が重要に
BOTANICOの考察によると、企業はAIを分析の完全な自動化ツールとしてではなく、数値整理や作業時間の短縮、施策立案を支援するツールとして活用している傾向がみられます。
ブランド戦略やターゲット理解、業界特性、コンテンツの方向性といった領域では人による判断が引き続き重要となるため、今後は「AIによる分析・レポート・改善案作成」と「人による戦略設計・クリエイティブ判断・運用改善」を組み合わせた運用体制が重要になると同社は分析しています。
同社では各種SNS分析やレポート作成、AIを活用した分析支援、SNS運用内製化支援などを提供しており、2026年9月16日(水)15:00から15:30にはSNSマーケティングセミナーの開催を予定しています。
調査概要
- 調査項目:AI時代のSNS分析
- 調査対象:株式会社BOTANICOの既存クライアント
- 調査機関(調査主体):株式会社BOTANICO
- 調査方法:既存クライアントへのアンケート調査
- 調査期間:2026年7月15日〜2026年8月15日
- 有効回答数:30件
- 集計方法:回答者のうち「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合を、AIを活用したSNS分析を実施している割合として算出
本記事は株式会社BOTANICOの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



