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キャタラーがAIマニュアルTeachme Bizを導入 技能伝承や教育標準化へ

株式会社スタディストは、自動車部品メーカーの株式会社キャタラーがAIマニュアル「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を機能製造本部の製造部と試験課に導入し、2026年7月より運用を開始したと発表しました。

キャタラーではマニュアル作成の効率化や教育品質の標準化・向上に加え、技能伝承の実現や作成品質のばらつきを抑える運用体制の構築を目指します。

導入の背景と現場の課題

キャタラーは、自動車や二輪車の排出ガスを浄化する触媒の開発・生産を主力事業としており、全社的なDX推進に取り組んでいます。現場ではIATF(国際自動車タスクフォース)の品質マネジメントシステムに準拠した紙の要領書が定着していましたが、紙の文書だけでは動作の細かい感覚やニュアンスが伝わりにくく、指導内容のばらつきや作業ミスの懸念といった課題を抱えていました。

これらを解消するため動画編集ソフトによるマニュアル作成を試みたものの、作成難易度の高さや工数の増加が壁となっていました。同様の課題を抱えていた試験課も含め、全社統一ツールとしてTeachme Bizの導入を決定しました。

導入の決め手と主な取り組み

導入にあたっては、AIが作業者の動作を言語化して伝わりやすい日本語に変換する機能や、「おまかせ編集アシスタント」による補足・提案機能、パソコン操作が苦手な従業員でも直感的に扱えるUIが高く評価されました。

現場では教育品質の標準化と技能伝承の強化に向け、以下の取り組みが進められています。

  • 要領書を軸とした動画による補完運用:ISO・IATF規格に準拠した紙の要領書を基本としつつ、紙では伝わりにくいニュアンスを動画マニュアル化して併用
  • 初心者向け作業の標準化:未経験者や新入社員が作業をイメージしやすい動画を作成し、早期習熟と作業品質のばらつき低減を推進

キャタラー機能製造本部製造部の鈴木隆文氏は、AIが言語化しにくい感覚的な動作を的確な言葉にしてくれる点や直感的な操作性を評価した上で、スピーディーに動画化を進めて技能伝承と作業の標準化を実現したいとしています。

今後の展望

現在は操作の習熟を目指して頻度の高い作業から動画化を進めており、今年度はマニュアル作成にかかる時間や工数を把握し、来期に向けた作成目標や運用体制の土台を構築する計画です。今後は古い設備の技能伝承など紙の要領書では対応が難しかった領域の動画化や、AIへの指示内容の標準化を進め、誰もが安定した高いレベルで業務に携われる体制づくりを目指すとしています。

Teachme Bizの概要

Teachme Bizは、AIがマニュアルの作成から活用・更新までを支援するクラウドサービスです。国内外で2,400社以上に導入されており、以下の調査において売上金額シェアNo.1を獲得しています。

  • ITR『業種別IT投資動向/DX市場の将来展望 2026年版 DX投資編』マニュアル作成/現場教育ツール 2024年度実績(数量・金額/SaaS)ベンダーシェア
  • 富士キメラ総研『デスクレスSaaS市場の実態と展望 2025年度版』動画マニュアル作成支援ツール市場
  • デロイト トーマツ ミック経済研究所『ITR Market View:人材管理市場2025』マニュアル作成支援市場

株式会社スタディスト 会社概要

  • 設立:2010年3月19日
  • 代表者:代表取締役CEO 鈴木悟史
  • 本社所在地:東京都千代田区神田錦町1-6 住友商事錦町ビル9階
  • 資本金:1億320万円(資本準備金含む)
  • 事業内容:AIマニュアル「Teachme Biz」を含む「Teachmeシリーズ」の展開、生産性向上に関するコンサルティング、企業研修事業など

本記事は株式会社スタディストの発表をもとに作成しました。

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