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SparticleのFelo字幕が台湾国立公共資訊図書館の国際フォーラムに導入

Sparticle株式会社は、提供する多言語AIリアルタイム翻訳字幕ツール「Felo字幕」が、台湾の国立公共資訊図書館(NLPI)主催の国際フォーラム「2026 Asia-Pacific Public Library Forum in Taiwan(APPLFTW)」に正式導入されたと発表した。2026年5月14日に開催された第2回フォーラムにおいて、アジア太平洋8カ国・地域から登壇した専門家の英語講演などを英中双方向のリアルタイム翻訳字幕として会場参加者のスマートフォンへ同時配信した。これにより、専用機器を使用することなく会場内の多言語アクセシビリティを確保した。

導入の背景と多言語対応における課題

NLPIは台湾・台中市に位置する国家規模の公共図書館で、台湾全土の公共図書館サービスの中核を担っている。第2回となるAPPLFTWの開催にあたり、8カ国・地域から14名の専門家を招聘した終日プログラムが組まれた。

この規模の国際フォーラム運営において、NLPI事務局は主に3つの課題に直面していた。1つ目は、8カ国・地域の登壇者が入れ替わる終日プログラムにおいて、英語と中国語の双方向変換を途切れなく提供し続ける運営体制の負荷である。2つ目は、国際図書館連盟(IFLA)関連などの専門用語や固有名詞を汎用翻訳エンジンで処理する際の誤訳リスクである。3つ目は、広い会場において座席位置や同時通訳レシーバーの数量に依存せず、参加者全員へ平等な情報アクセスを保証することであった。

選定の決め手となった3つの機能

NLPI事務局は比較検討を経て、以下の3点を理由にFelo字幕の採用を決定した。

  • QRコード字幕共有:会場に掲示したQRコードをスマートフォンで読み取るだけで字幕を受信できる機能。アプリのインストールやアカウント登録、決済が不要で、専用レシーバーの配布・回収コストを削減できるとともに、座席位置に関わらず最前列と同等の字幕を受信可能とした。
  • カスタム語彙表:IFLAや図書館コミュニティ固有の専門用語・役職名を事前登録することで、文脈に沿った正確な翻訳を担保し、学術フォーラムとしての信頼性を維持した。
  • 多アカウント連携による並列運用:複数セッションが並行する終日プログラムにおいて、運営チーム全体で途切れのない字幕配信体制を構築した。

2026年5月14日のフォーラム当日、台中本館の国際会議廳および1階会議室において、朝9時から夕方17時30分までの全セッションでリアルタイム翻訳字幕が安定して提供された。

事前登録された専門用語に基づき、元IFLA会長の英語キーノートなども正確に中国語へ翻訳されたほか、8カ国・地域の登壇者による多様な英語アクセントにも音声認識エンジンが対応した。参加者は各自のスマートフォンから即座に字幕を受信し、専用機器の管理工数を発生させずに多言語化が実施された。

今後の展開

Sparticleは今後、Felo字幕の多言語対応力を強化し、国際学術フォーラムやカンファレンス、企業の海外向けウェビナーや商談、自治体・公共施設の多文化共生イベントへの展開を推進するとしている。また、図書館・医療・法務・金融など業界固有の専門用語セットを事前構築するカスタム語彙表のテンプレート化を進める方針である。

導入機関および企業概要

国立公共資訊図書館(NLPI)の概要は以下の通りである。

  • 機関名:国立公共資訊図書館(National Library of Public Information)
  • 所在地:台湾 台中市南区五権南路100号
  • 設立:1923年(台中州立図書館として創設)
  • 業態:国家規模の公共図書館(教育部所管)
  • 延床面積:41,797㎡

Sparticle株式会社の概要は以下の通りである。

  • 社名:Sparticle株式会社
  • 所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町6-12 日本橋森ビル 3F
  • 代表者:代表取締役 金田達也
  • 設立:2019年
  • 事業内容:AIコンサルティング事業、AI研究開発事業、AIプロダクト事業、AIソフトウェア設計およびソフトウェア開発に関連するサービス、SaaS、クラウドサービス導入支援
  • 主要プロダクト:GBase Knowledge、GBase Support、GBase OnPrem、Felo字幕

本記事はSparticle株式会社の発表をもとに作成。

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