ローリングストック実践率に差 タスカジ研究所が防災備蓄に関する調査結果を発表
家事代行マッチングプラットフォームを運営する株式会社タスカジの法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」は、防災備蓄とローリングストックに関するアンケート調査結果を発表しました。調査はタスカジの依頼者135名とハウスキーパー「タスカジさん」72名の計207名を対象に実施されました。日頃の家事に向き合うタスカジさんと依頼者の比較を通じ、備蓄を無理なく継続するための実践傾向が明らかになっています。
実践状況や見直しの頻度にみられる違い
ローリングストックの実践状況について、「継続的に実践している」「おおむね実践している」と回答した割合は、タスカジさんが66.7%(48名)だったのに対し、依頼者は44.4%(60名)と22.2ポイントの差がありました。一方で「ときどき実践している」と回答した割合は依頼者が34.1%、タスカジさんが18.1%となり、依頼者側では実践経験はあるものの継続が安定していない傾向がうかがえます。
また、防災用の食品や飲料を備蓄している人を対象に見直しの頻度を尋ねたところ、「時期を決めず、気づいたときに見直している」「1年以上見直していない」「一度備蓄してから、ほとんど見直していない」を合算した「定期的に見直せていない」割合は、依頼者が58.5%(123名中)、タスカジさんが43.3%(67名中)でした。

収納管理の工夫と期限切れ処分の実態

直近1年間における備蓄の困りごとでは、依頼者の40.0%が「賞味期限が切れて処分した」と回答した一方、タスカジさんでは20.8%にとどまりました。タスカジさんの最多回答は「特に困ったことはない」の48.6%でした。

収納や管理の工夫に関して「特に工夫していない」と答えた割合は依頼者が28.1%、タスカジさんが13.9%でした。タスカジさんにおいては「賞味期限が近いものを手前に置く」(45.8%)や「普段使う場所の近くに収納する」(38.9%)、「食品の種類ごとに分ける」(37.5%)といった、日常の動線に合わせた工夫を取り入れる割合が高くなっています。
継続に必要な要素と挙げられた備蓄食品
ローリングストックを続けるために最も重要だと思うこととして、両者ともに「普段から食べる食品を選ぶこと」を1位に挙げました(依頼者37.8%、タスカジさん45.8%)。
今後も備蓄したい食品の自由回答では、両者に共通してサトウ食品「サトウのごはん」、大塚製薬「カロリーメイト」、アマノフーズ「フリーズドライ味噌汁」、江崎グリコ「ビスコ」などが挙がりました。さらに依頼者からは井村屋「えいようかん」やカゴメ「野菜たっぷりスープ」など、タスカジさんからは日清食品「完全メシ・カップヌードル」や缶詰類など、調理の手間が少なく日常にも取り入れやすい商品が支持されています。
タスカジ研究所は、特別な防災用品を揃えるだけでなく、普段から食べるものを選び、目に入る場所に配置して消費と補充の流れを家事の中に組み込むことが、備蓄を無理なく維持する手がかりになるとしています。なお、農林水産省ではローリングストックを普段の食品を多めに買い置きして消費と買い足しを繰り返す方法として紹介しており、家庭備蓄は最低3日分から1週間分の備えを案内しています。
調査概要と会社概要
【調査概要】
- 調査対象:タスカジ依頼者、タスカジさん
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:依頼者135名、タスカジさん72名、計207名
- 調査期間:2026年8月20日~2026年8月28日
※本調査結果は回答者の属性や回答数に基づくものであり、全国の生活者全体を代表するものではありません。
【株式会社タスカジ 概要】
- 所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル 11階(WeWork KDX虎ノ門1丁目 内)
- 代表者:代表取締役CEO 和田幸子
- 設立:2013年11月
- 事業内容:家事代行マッチングサービス「タスカジ」、法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」
- URL:https://corp.taskaji.jp

本記事は株式会社タスカジの発表および農林水産省の公表情報をもとに作成しています。
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