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世界文化社、名作入門 ビジュアル特別版 ハイジ を9月3日に発売へ

東京都千代田区に本社を置く世界文化社は、児童向け書籍『ビジュアル特別版 ハイジ』を2026年9月3日に発売する。1880年の発表から150年近く読み継がれてきた名作を、小学校低・中学年から楽しめる名作入門として刊行する。

同書は、両親を亡くした少女ハイジがスイス・アルプスの山で成長し、フランクフルトで少女クララと友情を育む普遍的な物語を収めている。

文章は、2025年に『ハイジの生みの親 ヨハンナ・シュピーリ』で第49回日本児童文学学会賞を受賞したドイツ文学者の川島隆氏が原書をもとに書き下ろした。挿し絵はイラストレーターの平澤朋子氏が担当し、アルプスの自然や動物たち、揺れ動くハイジの心情をカラー画で描いている。また、巻末には川島氏による解説「『ハイジ』―子どもと大人のための物語」が収録される。

時代を超えて親しまれる背景

原作を手がけたヨハンナ・シュピーリによる『ハイジ』は、1880年の発表以来約70の言語に翻訳されてきた。日本では大正9年に野上弥生子氏の翻訳によって紹介され、1974年には高畑勲氏や宮崎駿氏らによってテレビアニメーション化された。2023年にはユネスコの世界記憶遺産にも登録されている。

作品の根底にはキリスト教による魂の救いへの渇望がある一方、自然への回帰や素朴な人間賛歌といったテーマが世界中で読み継がれる背景にあるとしている。

刊行概要

『ビジュアル特別版 ハイジ』の概要は以下の通り。

  • 発売日:2026年9月3日
  • 定価:1,650円(税込)
  • 原作:ヨハンナ・シュピーリ
  • 文:川島隆
  • 絵:平澤朋子
  • 仕様:B6判、176ページ
  • 発行:株式会社世界文化ワンダーグループ
  • 発行・発売:株式会社世界文化社

本記事は世界文化社の発表をもとに作成。

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