Doosinが軽貨物マッチングサービス「ライトカーゴ」ベータ版を公開
合同会社Doosinは2026年11月4日、軽貨物のチャーター便を依頼したい企業と軽貨物運送事業者を直接つなぐマッチングサービス「ライトカーゴ」のベータ版を公開しました。荷主は料金をその場で試算して依頼でき、ドライバーは報酬の内訳や手取りを確認してエントリーできる仕組みです。あわせて、約3,600施設の搬入口や搬入経路の情報をまとめた「搬入路ガイド」の無料公開も開始しました。
手数料の不透明さなどの課題解決を目指す

軽貨物のマッチングサービスが増加するなか、プラットフォーム側が受け取る手数料の高さや内訳の不透明さにより、荷主の支払額とドライバーの受取額の差が把握しにくく納得感を得にくい取引が生じるケースが見られます。また、初めて訪れる納品先での搬入口や高さ制限、受付手続きの不明さが待機や遅延の原因となる課題もありました。
ライトカーゴは、利用料を運賃の10%に抑え、荷主の支払額、ドライバーの受取額、利用料の内訳をすべて画面に表示することで、荷主、ドライバー、運営の三方が納得できる取引の場を目指しています。
荷主とドライバー双方に向けた機能
荷主が案件を提示し、エントリーしたドライバーの中から選んだ時点で運送契約が成立します。合同会社Doosinは案件の紹介や条件の記録、決済の代行、トラブル時の支援を行います。
荷主向けには、集荷先や納品先などの条件を入力して距離に応じた推奨価格を登録不要で試算できる機能や、信用ポイント・実績・装備などを確認してドライバーを選べる機能を提供します。運行状況は画面で確認でき、完了後には運行報告書がメールで届くほか、インボイスに対応した領収書や納品書の発行も可能です。
ドライバー向けには、基本配送料、付帯業務料、利用料(運賃の10%)の内訳と受取額を事前に表示します。完了案件の報酬は週(月〜日)ごとに締め、翌々週の月曜日に自動で登録口座へ振り込まれます。待機や付帯作業のボタン記録、アプリでの出発前点呼(アルコールチェック)に対応し、ホーム画面に追加できるアプリ(PWA)を通じてスマートフォンのみで利用できます。


約3,600施設を網羅する「搬入路ガイド」を無料公開
サービス公開にあわせ、商業施設、オフィスビル、ホテル、イベント会場など約3,600施設の搬入口、進入方法、高さ制限、受付、待機場所をまとめた「搬入路ガイド」も無料で登録不要にて公開されています。
ガイドの情報は、施設の公式資料や公開記事の整理(出典明記)に加え、実際に配達したドライバーの投稿を運営が確認して掲載します。登録ドライバーの投稿が承認された場合は情報提供料が支払われます。
合同会社Doosin代表の阿部滋氏は、手数料が高く運賃のうちいくらがドライバーに届くのか分からない仕組みも少なくない現状に触れ、「利用料を抑え、料金も手取りも当日の条件も全部が見える状態で、荷主さま・ドライバー・私たち運営の三方が納得できる場を目指しています」としています。
ベータ版は1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)発の案件を対象としています。今後は利用状況をもとに、対応エリアを主要都市圏へ拡大することや、搬入路ガイドの掲載施設拡充、定期便・ルート便への対応、情報メディア「ライトカーゴハック」の充実などを進め、本公開を目指すとしています。
- サービス名:ライトカーゴ(ベータ版)
- 公開日:2026年11月4日
- URL:https://www.lightcargo.jp
- 対象エリア:1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)発の案件
- 対象車両:軽貨物車両(軽バン・軽トラック。黒ナンバーの届出が必要)
- 料金(荷主):登録無料。案件ごとに提示価格+消費税(待機・付帯作業・高速代などは実績に応じて、クレジットカード決済)
- 料金(ドライバー):登録無料。案件ごとに運賃の10%の利用料(消費税込み)
- 報酬の振込:週(月〜日)ごとに締め、翌々週の月曜日に振込
本記事は合同会社Doosinの発表をもとに作成されています。
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