Dellows News

ナカホームズ、B2B役務取引プラットフォーム ナカツギを提供開始

株式会社ナカホームズは、事業者間の役務取引を管理するB2Bプラットフォーム「ナカツギ」の提供を2026年9月1日に開始しました。見積もりや請書、適格請求書の発行から、前払いと検収による代金保全までを一つの画面で完結できる仕組みを提供します。利用料は取引額の8.6%(税抜)で出品者のみが負担し、購入者の費用負担はありません。

直接取引移行時の代金回収と事務負担を解消

オンラインのマーケットプレイスでは取引手数料が合計で20%を超えるケースがあり、継続取引において直接取引への移行を希望する事業者が少なくありません。一方で、直接取引には代金回収の不安や、見積書・請求書作成などの事務負担が課題となっていました。

内閣官房の2020年のフリーランス実態調査によると、報酬の支払い遅延や未払いを経験した事業者は約3割にのぼり、取引打ち切りを懸念してトラブルを受け入れた割合は約4割となっています。また、マイナビによる2024年の調査でも、トラブル経験率は全体で53.3%、クリエイティブ系で64.2%に達するなど、代金回収のリスクが直接取引への移行を阻む要因となっています。

前払い決済とインボイス対応の文書管理を一元化

ナカツギは、役務取引におけるトラブル防止と事務の効率化を図る機能を備えています。

買い手は業務着手前に支払いを行い、検収完了後に出品者へ報酬が支払われる仕組みを採用しています。決済処理や資金移動は決済事業者が行い、ナカツギ自身は代金を保有しません。

また、見積書の作成から請書による契約、適格請求書や精算書の発行までを画面上で処理できます。消費税法上の媒介者交付特例に基づき、運営会社の名義と登録番号で適格請求書が発行されるため、購入者は仕入税額控除が可能となり、出品者は自身の氏名や住所、登録番号を開示せずに取引を行えます。

開発の経緯と提供概要

ナカホームズ代表取締役の那賀潤二郎氏は、不動産業の現場で業者間の委託業務に伴う事務作業や支払いトラブルの火種を日常的に見てきた経験から、既存の信頼関係がある相手との直接取引を支えるために本サービスを開発したとしています。特別な機能を追加するのではなく、当たり前の取引を安全に行える環境の実現を目指すとしています。

サービスの概要は以下の通りです。

  • サービス名:ナカツギ
  • 提供開始日:2026年9月1日
  • 利用料:取引額の8.6%(税抜、出品者負担)/購入者負担なし
  • 対象:事業者間(BtoB)の役務取引(出品者は招待制・審査制、適格請求書発行事業者が対象)
  • 決済手段:クレジットカード、銀行振込
  • URL:https://nakatsugi.co.jp/
  • 運営会社:株式会社ナカホームズ

本記事は株式会社ナカホームズの発表をもとに作成し、内閣官房日本経済再生総合事務局および株式会社マイナビの調査結果を参照しています。

アクセスランキング

今日

1週間