NPO法人おりがみ、レノボ社員約100名を対象に共創型企業研修を開催
NPO法人おりがみは、レノボグループの社員約100名を対象とした参加型の共創型企業研修を開催した。同法人が手がける6つのプロジェクトを題材に、社員と学生リーダーやメンバー約20名が社会課題について意見を交わした。参加者はそれぞれの知識や専門性を持ち寄り、課題解決に向けたアイデアを創出した。

企業の専門性と若者の活動をつなぐ研修の背景
人的資本経営やサステナビリティ経営への関心の高まりに伴い、社員ボランティアやプロボノ活動など社員が社会課題に関わる機会が広がりを見せている。一方で、具体的な関わり方が分からないことや、自社の強みを活かせる機会が少ないといった課題も存在する。


2014年より若者が自己実現しながら社会課題に関われるボランティアプロジェクトを創出・支援し、1,001名(2026年8月13日時点)の若者ボランティアネットワークをマネジメントするおりがみは、その取り組みを企業向けに発展させ、社員と学生が対話する研修を実施した。

6つの社会課題をテーマに学生と社員が議論
当日は理事長による活動紹介に続き、学生リーダーが現場の困りごとや企業・ITの力を借りたい点についてプレゼンテーションを行った。社員は以下の6つのテーマを巡回し、学生ファシリテーターのもとでディスカッションを重ねた。
- 長期入院児支援「きぼうのたねプロジェクト」
- 障害のある方とのユニバーサルツーリズム「パラ旅応援団」
- アフガニスタンルーツの子ども支援「四街道ようこそ」
- 里山保全活動「グリーンベース」
- 地域×中高生支援「習志野市地域わかもの会議 ちいわか」
- 全国の学生ボランティアの合宿型ネットワーキングプログラム「全国学生ボランティアフォーラム」
多様なアイデアが創出され満足度は4.37を記録
ワークショップでは、テクノロジーを活用した新しい交流の仕組みや、障害者・外国ルーツの子どもへの支援策、プロボノによる継続的な関わり方など、IT企業ならではの視点を取り入れたアイデアが提案された。
研修後のアンケートでは、回答したレノボグループ社員59名(約6割)による全体満足度が5段階評価で4.37となり、参加者の7割以上がアイデアソンを「やや満足以上」と評価した。学生側からも、企業ならではの現実的で多様な視点が得られ、今後の活動の参考になったといった感想が寄せられた。

本記事はNPO法人おりがみの発表をもとに作成。
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