Dellows News

キョウタスが京都で映画製作へ 第1弾『うちのおっさん(仮)』は2028年春公開予定

京都市に本社を置く株式会社キョウタスは、地域と映画文化をつなぐ新たな取り組みとして「きょうまちシネマプロジェクト」を始動しました。

プロジェクトの第1弾作品として映画『うちのおっさん(仮)』の製作が決定し、2028年春の全国劇場公開を予定しています。総本山誓願寺や周辺商店街などと連携し、京都で暮らす人々の日常や人情を描く地域密着型の作品づくりに取り組みます。

地域密着で描く京都の日常と人情

「きょうまちシネマプロジェクト」は、寺院や商店街、地域の人々とともに映画を制作し、映画文化がまちの中で育ち続ける環境を目指す試みです。総本山誓願寺、錦天満宮、新京極商店街、寺町京極商店街、錦市場商店街などの関係者と連携して進められます。

第1弾となる『うちのおっさん(仮)』は、総本山誓願寺の境内にある石碑「迷子のみちしるべ(奇縁氷人石)」をモチーフにしたヒューマンコメディです。万引き癖の直らない初老の男が寺に転がり込んだことをきっかけに、住職夫婦や檀家など、悩みや秘密を抱えた人々が心を通わせていく物語が描かれます。

監督は元・立誠小学校出身の谷口正晃、脚本は真辺克彦が担当します。プロジェクトの実行委員長には総本山誓願寺執事の石倉真明が就任し、出演者には大塚まさじ、中江有里らが名を連ねています。

製作発表会見で語られた作品への想い

11月3日に誓願寺講堂で行われた記者会見には、大塚まさじ、中江有里、谷口正晃監督、石倉真明実行委員長、キョウタス代表取締役社長の普照大督が登壇しました。

タイトルの由来について、誓願寺の本山部長である小島英裕が揮毫した掛け軸が披露され、京都で僧侶を親しみを込めて「おっさん」と呼ぶ文化から着想された経緯が明かされました。

谷口監督は「生まれた場所で映画を撮れるなんて願ってもないことなので感謝しています」と語り、観光地の側面だけでなく地道に生きる人々の喜怒哀楽を面白く描きたいと意気込みを示しました。キョウタスの普照社長は、観光都市としてだけではない暮らしの息づかいを描くことや、京都で新しい映画人が育つ循環を作りたいという目標を述べています。

映画の製作に向けて、人材育成や出演者募集の取り組みも進められます。

総本山 誓願寺を会場として、谷口監督による演技ワークショップが2026年12月から2027年3月にかけて全3回実施されます。さらに、年齢・性別・居住地・演技経験を問わないキャストオーディションの事前エントリーを受け付けており、本募集は2027年2月頃、オーディションは2027年3月下旬から4月中旬を予定しています。

あわせて、映画の完成と国内外への発信を目的としたクラウドファンディングが11月3日から2月28日まで実施されています。撮影は2027年5月に京都で行われる予定です。

作品およびプロジェクトの概要

  • タイトル:うちのおっさん(仮)
  • 主催:きょうまちシネマプロジェクト実行委員会
  • 出演:大塚まさじ、中江有里(他オーディション実施予定)
  • 監督:谷口正晃
  • 脚本:真辺克彦
  • きょうまちシネマプロジェクト実行委員長:石倉真明
  • メインビジュアル:中川学
  • 協力:総本山誓願寺、新京極商店街振興組合、寺町京極商店街振興組合、京都錦市場商店街振興組合、錦天満宮、京まちなか映画祭
  • 後援:京都市
  • 企画・制作・配給:株式会社キョウタス

本記事は株式会社キョウタスの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間