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環境省がリチウムイオン電池の火災防止シンポジウム開催 事故防止策を議論

環境省は11月2日(月)、東京ウィメンズプラザ ホール(東京都渋谷区)で「リチウムイオン電池による火災防止シンポジウム2026」を開催しました。お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんやタレントのゆうちゃみさんらが登壇し、火災事故の現状や安全な使用方法について意見を交わしました。会場では若い世代に向けた啓発アイデアを検討するグループワークや、新たなキャンペーンの発表も行われました。

火災事故の現状と防止に向けた3つのC

リチウムイオン電池はスマートフォンやモバイルバッテリー、ハンディファンなどの身近な製品に広く使用されています。一方で廃棄物処理時の火災事故が問題となっており、2025年度には全国の市町村でリチウムイオン電池等が原因と疑われる発煙・発火を含む火災事故が39,282件発生し、そのうち職員または消防隊による消火活動を伴ったものは9,456件に上りました。

環境省では2026年10月から12月を「リチウムイオン電池による火災防止強化キャンペーン」、特に11月を「リチウムイオン電池による火災防止月間」と位置づけています。シンポジウム第一部では、マシンガンズの滝沢秀一さんがMCを務め、ゆうちゃみさん、総務省消防庁消防研究センターの尾川義雄さん、環境省の國分綾希⼦が登壇しました。尾川さんはリチウムイオン電池の内部で電気が流れてはいけないところに流れる「内部短絡」と「熱暴⾛」が起き、発生する高温のガスや炎が火災の原因になると説明しました。続いて、環境省から「賢く選ぶ(Cool choice)」「丁寧に使う(Careful use)」「正しく捨てる、そして資源循環(Correct disposal with better recycling)」という「3つのC」が紹介されました。

第二部では、CGOドットコムとLiBパートナーが参加する「ギャル式ブレスト」が実施されました。当日はCGOドットコムのハラミさんがファシリテーターを務め、滝沢さんも参加して、SNSや店頭POP、イベントなどで活用できる啓発アイデアを話し合いました。

グループワークでは、「賢く選ぶ(Cool choice)」として安全なモバイル充電器を5個購入すると景品がもらえる仕組みや、「丁寧に使う(Careful use)」として丁寧に使えば使うほど容量が増えるモバイル充電器といったアイデアが出されました。「正しく捨てる・資源循環(Correct disposal with better recycling)」に向けては、カフェやコスメショップなど回収できる場所を増やし、持っていくとそのお店のサンプルなどがもらえる仕組みなどが提案されました。

Jリーグやアニメちびまる子ちゃんとの連携啓発

環境省はリチウムイオン電池による火災防止に向け、Jリーグクラブと連携した回収・啓発活動も進めています。10月25日(日)のセレッソ大阪を皮切りに全国6クラブでの展開を計画しており、スタジアムでの回収や啓発活動を通じて適切な排出を呼びかけます。

あわせて、アニメ『ちびまる子ちゃん』とコラボレーションした火災事故防止の啓発キャンペーンも展開します。『ちびまる子ちゃん』のキャラクターを活用した3種類の啓発ポスターと、「3つのC」をまとめたポスターを含めた計5種類を制作しました。全国の自治体や事業者等の「LiBパートナー」を通じて店舗や公共施設、イベント会場などに掲出するほか、ウェブ広告やデジタル媒体も活用して正しい取り扱い方法を発信していきます。

本記事は環境省の発表をもとに作成しました。

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