防衛装備庁主催の第5回空戦AIチャレンジ開催へ SIGNATEが運営
株式会社SIGNATEは、防衛装備庁が主催するシミュレーションコンテスト「第5回 空戦AIチャレンジ」の運営を担当すると発表した。開催期間は2026年8月28日から12月4日までを予定している。航空戦闘に適用可能なAI技術の研究の一環として、多様なアイデアを収集することを目的に実施される。
戦闘の質を評価する新スコア方式を導入
2022年から開催されている同コンテストは今回で5回目を迎える。従来の勝敗結果のみによる評価(1点/0.5点/0点)から、戦闘内容に応じた0.0〜1.0の連続値スコアへ変更された。誘導弾の命中率や撃破までの時間など、戦いの質や効率を評価対象とすることで、より高度な戦術設計と意思決定が求められる設計となっている。
評価における主な変更点は以下の通り。
- 命中率ボーナス(最大0.3点):誘導弾の命中率に応じてスコアを加算し、限られた装備での確実な撃破を評価
- スピード撃破ボーナス(最大0.1点):900秒以内の決着で最大得点を獲得
- 生存・ディフェンス戦略:敗者の得点が「1 - 勝者の得点」となるため、相手のボーナス獲得を抑える回避行動やディフェンスの成果もスコアに反映
課題内容と評価基準
課題は、航空機の位置・速度・姿勢などの情報をもとに機動や射撃などの行動判断を行うモデルを構築し、その優劣を競う内容となっている。戦闘機4機と護衛対象機1機からなる5機編隊同士の対戦形式で、相手の護衛対象機の撃破を目指す。
順位は定量評価と定性評価による総合評価で決定される。
- 定量評価:他の参加者のエージェントとの対戦スコアを評価関数とし、Glicko-2レーティングシステムに基づいて算出
- 定性評価:成績上位者が提出したアルゴリズムの創意工夫点に関するレポートを、外部有識者が採点
部門構成と表彰
参加部門は2つ設けられており、どちらの部門も個人・団体・法人いずれの形態でも参加できる。
- オープン部門:年齢制限なし
- ユース部門:日本国籍を有し、1997年4月2日以降生まれの人物が対象
上位入賞者には表彰および懸賞が授与される。オープン部門は1位70万円、2位50万円、3位20万円、特別賞2万円。ユース部門は1位25万円、2位15万円、3位8万円、特別賞2万円となっている。
運営会社概要
- 社名:株式会社SIGNATE
- 本社:東京都中央区築地2丁目1番4号 銀座PREX East 2階
- 代表者:代表取締役社長 齊藤秀
- 公式サイト:https://signate.co.jp/

本記事は株式会社SIGNATEの発表をもとに作成。
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