KCJ GROUP 中学生向けにVR活用した空間デザインプログラムを実施
こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行うKCJ GROUP株式会社は、株式会社長谷工コーポレーションの協力のもと、中学生向けプログラム「コスモポリタンキャンパス 2026 ー社会を変える!空間デザインに挑戦ー」を開催しました。2026年7月31日から8月5日までの5日間にわたり、事前応募で集まった中学生26名が参加しました。受講生は専門家から空間デザインや演出技法を学び、多世代が共生する理想のシェア空間をデジタル上で制作してVRシアターで成果発表を行いました。
専門家から学ぶ空間デザインの視点とDX技術の体験
プログラム初日には、建築家の猪熊純氏が基調講演を行い、少子高齢化などの社会変化を背景にしたシェア空間のデザイン手法について、実際の建築事例を交えて解説しました。受講生たちは7チームに分かれ、解決したい現代社会の困りごとを設定してディスカッションを行いました。
2日目には長谷工コーポレーションの中野達也氏が登壇し、集まる人の行動や心理をデザインする考え方や演出技法を講義しました。受講生は同社のデジタルテクノロジー・ラボの最先端設備を活用し、VRゴーグルを装着してデジタル上の3D空間に入り込む体験を行いました。
3Dツールを用いた設計と空間データの制作


3日目以降、受講生は具体的な空間プランの設計図を作成し、長谷工コーポレーションのテクニカルチームによるサポートを受けながら、3Dモデリングツール「Tinkercad」を使った空間づくりに着手しました。メンバー間で3D制作、プレゼン構成、VR空間のガイドといった役割を分担して作業を進めました。


4日目には3Dデータ、プレゼンテーション用スライド、VR案内用シナリオのブラッシュアップを行い、会場のスクリーンに制作した空間を投影しながらリハーサルを重ねました。
巨大スクリーンを活用したVR成果発表会


最終日の成果発表会では、VRゴーグルを装着した受講生が3D空間内を案内し、そのリアルタイム映像をVRシアターの巨大スクリーンに投影する形式でプレゼンテーションを行いました。発表後には見学した保護者らもVRゴーグルを装着して制作された空間を体験し、受講生には修了証書が授与されました。




講師を務めた猪熊氏は、居心地の良さの追求や運用の工夫まで考えられた点を高く評価しました。また、中野氏は「ものづくりの楽しさを、身をもって体験してもらえたと思います」と述べ、高齢者の運動を促す仕組みなど受講生から出た多彩なアイデアに言及しました。
実施概要
- プログラム名:コスモポリタンキャンパス 2026 ー社会を変える!空間デザインに挑戦ー
- 実施日時:2026年7月31日(金)~8月5日(水)
- 開催場所:長谷工デジタルテクノロジー・ラボ(東京都江東区)
- 講師陣:猪熊純氏(成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰 / 芝浦工業大学教授)、中野達也氏(株式会社長谷工コーポレーション 設計部門 エンジニアリング事業部DX推進室 技術推進部門 デジタルテクノロジー・ラボ 室長)
本記事はKCJ GROUP株式会社の発表をもとに作成。
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