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ロゼッタ、完全自動翻訳AI MetaRozettaの最高精度モードがAPIに対応

株式会社メタリアルグループでAI翻訳サービスを手がける株式会社ロゼッタは、完全自動翻訳AI「MetaRozetta(旧T-4OO)」の「最高精度(完全自動)」モードが外部システムと連携するAPIに対応したことを発表しました。

これにより、人によるチェックや修正を前提としない翻訳処理を、自社の業務システムや自動化ツールから直接実行できるようになります。原文の受け渡しから訳文の取り込みまでを、人の作業を介さずにシステム内で完結させることが可能となります。

「最高精度(完全自動)」モードは、センテンス単位の修正必要率0.003%(3,000ページに1センテンス未満に相当)を達成し、人による訳文のチェックや修正を前提としない翻訳モードです。今回のAPI対応により、業務システムや自動化スクリプトから直接呼び出して翻訳処理を実行できるようになりました。

APIはテキスト形式およびファイル形式の両方の翻訳に対応し、対象言語は日本語→英語、英語→日本語となっています。

なお、修正必要率0.003%は「取扱説明書及びマニュアル」を日本語から英語へ翻訳した場合のText to Textの検証値であり、ファイル形式の翻訳におけるテキスト抽出精度・レイアウト復元精度は含まれず、すべての文書・条件における品質を保証する値ではないとしています。

人の確認を挟まない業務フローの構築

従来のAI翻訳では、システムや自動化ツールに翻訳処理を組み込んだ場合でも、最終確認のために訳文を人が読み直す工程がフロー内に残る課題がありました。

今回のAPI連携によって、原文の受け渡しから翻訳、訳文の取り込み、後続処理までを人の確認作業を挟まずにつなげられるようになります。製薬・法務・特許など業務上人による確認を外せない文書においても誤訳リスクを極小化した状態で確認作業を行えるとし、どの文書をどこまで自動化するかは利用者の判断に委ねるとしています。

同社開発責任者の篠田 篤典氏は「完全自動翻訳をAPIから呼び出せることで、原文の受け渡しから訳文の活用までを、システムの中で完結できます」とコメントしており、今後も完全自動翻訳を活用できる業務の範囲を広げていくとしています。

具体的な活用例として、取扱説明書や製品マニュアルの英語版を文書管理システムへの登録と同時に自動作成するケースや、仕様書・技術文書、業務手順書、社内規定などの翻訳を既存の社内システムから自動で実行するケースが挙げられています。

さらに、RPAなどの自動化ツールに翻訳処理を組み込んで定期的な大量翻訳を自動処理することや、海外から届く英語の文書を社内システムへの取り込み時に日本語へ翻訳し後続業務につなげる運用などが想定されています。

今後は、ファイルをそのまま翻訳するFile to Fileにおけるテキスト抽出精度やレイアウト復元精度の課題解決に取り組み、「取扱説明書及びマニュアル」以外の文書での精度検証を進めるとともに、外部システムとの連携機能を拡充していく方針です。

発表元の概要

株式会社ロゼッタ

  • 代表者:代表取締役 五石 順一
  • 事業内容:AI翻訳および専門文書AIの開発・運営
  • URL:https://www.rozetta.jp/

株式会社メタリアル

  • 所在地:東京都千代田区神田神保町3-7-1 ニュー九段ビル
  • 代表者:代表取締役 五石 順一
  • 設立:2004年2月
  • 事業内容:業種特化の専門文書AIの企画・開発・運営
  • URL:https://www.metareal.jp/

本記事は株式会社ロゼッタの発表をもとに作成。ITR「ITR Market View:AI業務支援・認識市場2026」翻訳市場:ベンダー別売上金額シェア(2025年度実績・2026年度予測)の情報を参照しています。

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