近代科学社、下負荷面モデルによる合理的弾塑性設計の単行本版を発売へ
インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、出版レーベル「近代科学社Digital」より、単行本版『下負荷面モデルによる合理的弾塑性設計』を2026年8月31日に発売する。著者は九州大学名誉教授の橋口公一氏が務める。本書は固体力学における下負荷面モデルの全貌について、理論と応用の両面から解説する専門書となっている。

降伏面内部の塑性変形などを表現する下負荷面モデル
本書で取り扱う下負荷面モデルは、日本人研究者の橋口公一博士が提唱した理論である。従来の古典塑性モデルでは表現が難しかった降伏面内部での塑性変形や、繰り返し負荷による変形集積を合理的に表現できる点を特徴としている。
この理論を用いることで、航空機や船舶の疲労破壊、ボルトの弛み、プレート型地震の予測といった重要事象に対する高度な解析が可能になるとしている。
本書は理論編に加え、市販ソフトウェアでの活用事例やPythonコードを収録している。大学の研究者と商用ソフトウェア企業の技術者が協力し、安全・安心な設計開発を実現するための知見を提示する構成となっている。
全13章で構成され、弾塑性構成式の進展や各種下負荷面モデルの理論解説のほか、金属、地盤、パラメータ同定、トポロジー最適化、摩擦現象などの応用編がまとめられている。
書誌情報
- 書名:下負荷面モデルによる合理的弾塑性設計
- 著者:橋口 公一
- 仕様:B5判、並製、印刷版モノクロ/電子版一部カラー、本文276頁
- 基準価格:印刷版 4,000円(税抜)、電子版 4,000円(税抜)
- ISBN:978-4-7649-0794-2(カバー付き単行本)、978-4-7649-6148-7(POD)
近代科学社とレーベルの概要
発行元の株式会社近代科学社は、数学、数理科学、情報科学、情報工学などの学術専門書や理工学系の大学向け教科書を手掛ける出版社である。同社が推進する「近代科学社Digital」は、著者とプロジェクト方式で協業し、デジタル技術を活用したオンデマンド型の出版を行うレーベルとなっている。
本記事は株式会社近代科学社の発表をもとに作成。
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