PHR普及推進協議会、第46回医療情報学連合大会で3企画に参画へ
一般社団法人PHR普及推進協議会は、2026年11月12日(木)~15日(日)に開催される「第46回医療情報学連合大会(第27回日本医療情報学会学術大会)」において、PHR(パーソナルヘルスレコード)に関する3つの企画に参画する。会場は札幌コンベンションセンターおよび札幌市産業振興センターで、大会テーマには「健康情報の適切・適時・容易な共有を」が掲げられている。同協議会は、ハンズオン形式のチュートリアルや産官学連携の議論を通じて、PHRの標準化と社会実装の最新動向を発信する。
初日の2026年11月12日(木)には、チュートリアルA-10として「ライフログの標準規格に基づくPHRデータ作成とPHRハブを用いたデータ交換のハンズオン」が実施される。時間は16:00~18:00(受付開始 15:30)で、会場は札幌コンベンションセンター 2階 204(H会場、シアター形式)となる。参加費は無料で、事前登録が必要となる。
同セッションでは、PHR標準データ交換規格に則ったライフログデータの作成と、AMED「医療高度化に資するPHRデータ流通基盤構築事業」と協力して開発が進められてきた「PHRハブ」を通じたデータ連携を体験できる。エンジニアだけでなく、医療、公衆衛生、看護、ヘルスケアビジネス、行政などの研究者や実務者も対象とし、プログラミング経験が限られる参加者にも配慮した構成となっている。
- 座長: 木村 映善(愛媛大学)
- 演者: 島本 大也(京都大学)、山下 暁士(名古屋大学)、高橋 翼(株式会社 beyondS)、山本 純一(東京医療保健大学)
- 事前参加申込URL: https://forms.gle/S6PSCMdBxx7nTG5Y8
- 申込期限: 11月11日(水)
産官学連携によるグランドデザインの議論
2026年11月14日(土)9:10~11:10には、特別会議場(A会場)にて大会企画3「産官学連携による日本におけるPHRのグランドデザイン」が開催される。座長は中島 直樹(九州大学大学院医学研究院)と石見 拓(京都大学)が務める。プログラムの演題および演者は以下の通り。
- 3-A-1-01「パーソナルヘルスレコード(PHR)で実現する本人主体の医療・健康DX」石見 拓(京都大学大学院医学研究科)
- 3-A-1-02「情報主権を患者/市民の手に」中島 直樹(九州大学大学院医学研究院)
- 3-A-1-03「マイナンバーカードの広がりと医療DXのこれから」三浦 明(厚生労働省)
- 3-A-1-04「PHRサービス産業の発展に向けた事業者団体の取り組み」名田 茂(PHRサービス事業協会)
PHR-EHR連携と社会実装に向けた共同企画
最終日の2026年11月15日(日)8:45~10:45には、大ホールC(B会場)にて共同企画6(PHRC)「PHR-EHR連携:NeXEHRSのPHR WGでの標準化・総務省AMED「医療高度化に資するPHRデータ流通基盤構築事業」も踏まえた社会実装に向けた課題と取組み」が行われる。座長は木村 映善(愛媛大学)と石見 拓(京都大学)が担当する。発表内容は次の通り。
- 4-B-1-01「PHRの相互運用性に資するデータ交換と文書情報に関する標準規格」木村 映善(愛媛大学医学部医療情報学講座)
- 4-B-1-02「PHR―EHR連携を用いた循環器患者データの共有」中山 雅晴(東北大学大学院医学系研究科)
- 4-B-1-03「ePathを活用したヘルスケアとセルフケアをつなぐPHRデータ流通基盤」山下 貴範(九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター)
- 4-B-1-04「IEEE 1752標準規格/Open mHealth規格について」山下 暁士(ナゴヤガーデンクリニック、名古屋大学医学部附属病院 メディカルITセンター)
- 4-B-1-05「PHRデータ流通基盤(PHRハブ)の実証から社会実装へ:京都・丹波篠山での取り組み」高橋 由光(京都大学大学院医学研究科)
- 4-B-1-06「PHRサービス事業協会におけるPHR標準化の取組み ー Patient-Generated Health Data 実装ガイドの策定を中心に ー」小山内 尚(PHRサービス事業協会、PwCコンサルティング合同会社)
大会情報と問い合わせ
大会の詳細プログラムや参加登録については、第46回医療情報学連合大会の公式サイト(https://jcmi46.org/index.html)で案内されている。
本件に関する問い合わせは、一般社団法人PHR普及推進協議会の事務局(Email: jimukyoku@phr.or.jp)で受け付けている。
本記事は一般社団法人PHR普及推進協議会の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



