まんてん.と開智望中等教育学校、メヒカリ使った新商品を2027年2月商品化へ
愛知県豊橋市の有限会社まんてん.は、茨城県守谷市の開智望中等教育学校の生徒14名とともに、愛知県蒲郡市などで水揚げされる深海魚「メヒカリ」を使った新商品開発プロジェクトを進めています。2025年9月の講義を機に生徒たちの発案で始まった取り組みで、2026年10月6日には守谷市長や教育長らを招いた試食会が行われました。同校で2027年2月に予定されている文化祭に合わせた商品化を目指し、生徒主導で開発が進められています。
生徒の提案から始まった商品開発プロジェクト
本プロジェクトは、2025年9月17日に有限会社まんてん.の代表取締役である黒田 孝弘が開智望中等教育学校を訪れ、メヒカリに関する講義と調理実習を実施したことが契機となりました。実習の際、生徒たちが有限会社まんてん.と愛知県蒲郡市立東部小学校の児童が共同開発した「がまごおりポテトチップ メヒカリ パンチ味」を食べ、自らも商品開発を行いたいと声を上げたことから発足しました。

校内での募集により、6年生から11年生までの14名が参加しました。活動は生徒主体で進められ、毎週の話し合いや黒田との定期的なオンライン意見交換を重ねて商品化の検討が行われています。担当の日下先生は連絡や調整などを担い、小学生にも魚を好きになってもらいたいという生徒たちの主体的な取り組みを支えています。


試作を経て「メヒカリの炊き込みご飯」に決定

2026年春、生徒たちはスープ班とご飯班に分かれてメニューの検討を開始しました。レシピの考案や試食、意見交換を重ね、同年5月29日の黒田による学校訪問時に「メヒカリの炊き込みご飯」を商品化メニューとして決定しました。
炊き込みご飯には、メヒカリのほかにまいたけ、生姜、油揚げ、昆布だし、メヒカリ魚醤などが使用されます。また、味の検討に加え、生徒たちはAIを活用したパッケージデザインの制作にも挑戦しています。

守谷市長らを招いた試食会の開催と今後の展望
2026年10月6日には黒田が同校を訪問し、午前中に約80名の生徒に向けてメヒカリの生態や水産資源、海水温の変化、魚食文化の現状に関する講義を行いました。同日12時30分からは守谷市長や教育長らを招き、生徒や教職員など約30名が参加する試食会を開催しました。前日から日下先生が準備した試作品の炊き込みご飯が振る舞われ、今後に向けた意見交換が行われました。
生徒たちは2027年2月の学校の文化祭に合わせた商品化を目指して開発を継続しています。正式な商品名やパッケージ、発売日、販売場所は今後決定される予定で、将来的には一般販売も視野に入れています。

メヒカリは主に水深200〜400m付近に生息する深海魚で、愛知県蒲郡市が主な水揚げ地の一つとなっています。有限会社まんてん.は蒲郡産メヒカリなどの加工品を製造・販売し、学校給食への供給や、愛知県、大阪府、東京都などでの約50回にわたる出前授業、水産高校と共同開発した魚醤「深輝」の商品化などに取り組んできました。水産庁が水産物の消費拡大を目的に定める11月3日~7日の「いいさかなの日」に合わせ、有限会社まんてん.は次世代へ魚食文化をつなぐ取り組みとして本活動を発信しています。
有限会社まんてん.の概要
- 会社名:有限会社まんてん.
- 所在地:〒441-8077 愛知県豊橋市神野新田町字ヲノ割40-1
- 代表者:代表取締役 黒田 孝弘
- 事業内容:メヒカリ・ニギスを中心とした深海魚の加工食品製造・卸販売ほか
- 公式サイト:https://manten-ff.com/
- 通販サイト:https://mehikarikun.com/

本記事は有限会社まんてん.の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



