DATUM STUDIO、radiko音声広告の新セグメントでAIモデル構築を支援
データとAIを活用したビジネス変革を支援するDATUM STUDIOは、radikoが音声広告サービス「radiko audio Ad」で提供を開始した新ターゲティングセグメント「Impact Audience」において、データ分析およびAIモデル構築の技術支援を実施しました。
「Impact Audience」は、広告接触によって態度変容が起きたリスナーの傾向を機械学習モデルに学習させ、ブランドへの反応が見込まれるユーザーを配信前に予測してターゲティングするセグメントです。従来の興味・関心といった属性情報だけでは捉えきれない層への効率的なリーチを可能にします。
新セグメント「Impact Audience」の特徴
「Impact Audience」のモデル学習には、radikoが独自に実施するアンケート調査「radikoサーベイ」の実測データと、同社が蓄積してきた聴取・広告配信データが活用されています。なお、個別の広告主やキャンペーンの結果が特定されない形で統計処理を行ったうえで、カテゴリー単位でのセグメント化と提供が行われています。
広告接触による認知・興味・購入意向の向上といったリスナーの反応を捉えることで、より効果的な広告配信を実現します。
DATUM STUDIOによる5つの技術支援
DATUM STUDIOは、今回のセグメント開発において以下の技術支援を行いました。
- 分析設計:radikoサーベイで計測した広告接触後の意識変化を正解データとして用い、態度変容の定義と比較対象のリスナーを設定して学習データの構造を設計
- 特徴量設計:聴取や広告接触などのデータから態度変容との関連が見込まれる特徴量を設計し、音声メディア特有の聴取行動をモデル計算用の数値に変換
- 予測モデル構築と評価設計:反応見込みの高いリスナーを優先抽出するモデルを構築し、評価指標と検証方法を設計(検証段階では上位20%のユーザーにおいて全体平均の1.4倍の態度変容率を確認)
- 業種特性を踏まえたモデル展開:アルコール、自動車、金融、FMCG(日用消費財)、不動産、人材など、商材ごとの検討期間や購買行動の違いを考慮してモデルを設計(個別の広告主やキャンペーン結果が特定されない形で統計処理を実施)
- 運用設計:生活者の関心やトレンドの変化に対応するため、radikoサーベイで新たに得られる実測データを定期的にモデル学習へ反映させる仕組みを構築
支援の背景と今後の展開
デジタル広告市場において、配信対象のターゲティングだけでなく、実際にブランドへの態度変容につながっているかを検証し、確度の高いユーザーへリーチすることが課題となっています。
DATUM STUDIOは2023年より、radikoのデータ分析基盤の刷新やデータ処理の最適化を支援してきました。同社は今後も、「Impact Audience」の対応業種拡大やモデル改善を技術面から支援していくとしています。
DATUM STUDIO株式会社 概要
- 所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1 目黒アルコタワー16F
- 代表者:代表取締役社長 武智 壮平
- 事業内容:データ・AI活用に関するコンサルティング、データ分析、機械学習モデル開発、データ基盤・システム開発、AIシステム・アプリケーション開発、定着・活用支援
- ウェブサイト:https://datumstudio.jp/
本記事はDATUM STUDIO株式会社の発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



