4v4が台湾に初上陸 本田圭佑と対戦イベント

4人制サッカー全国大会「4v4」が、5月25日に台湾・台北市で初の海外イベント「4v4 CHALLENGE in TAIWAN supported by SDB」を開催する。このイベントは、台湾思動邦有限公司とのパートナーシップ契約により実現した。

4v4は、2023年8月に日本で始まったばかりの新しい競技だ。育成年代の小学生を対象とし、「サッカーの世界大会を全ての子どもに」というミッションのもと、サッカー界のレジェンド本田圭佑氏が考案した。初年度の日本国内では5,000試合が開催され、7,500人以上の選手が参加するなど大きな反響を呼んだ。

台湾で開催される今回のイベントは、4v4のアジア展開における2カ国目の進出となる。第一部では参加者が4v4を体験し、第二部では本田圭佑氏率いる大人チームと子どもチームによるスペシャルマッチが行われる予定だ。

4v4のルールは、10分1本勝負で交代自由、ショットクロックは20秒、GKもフィールドプレイヤーとして攻撃に参加できるなど、独自性の高いものとなっている。また、子どもたちの自主性を重視し、ベンチには監督やコーチを置かないことで、子ども自身が戦略を考える必要がある。

今後、アジア各地で開催される全国大会の優勝チームが集結し、2025年夏ごろに「ASIA CUP」が開催される計画だ。4v4を通じて、子どもたちに自ら考え行動する力を育み、未来のサッカースターを発掘することで、サッカー界全体の発展に寄与することが期待されている。