Fracton Ventures、機関投資家向けEthereumサミットを開催へ
Fracton Ventures株式会社は、機関投資家や金融機関、上場企業を対象とした招待制カンファレンス「Ethereum Institutional Summit 2026」を2026年9月25日に東京都内で開催する。あわせて第1弾登壇者5名とプログラム構成を発表した。同サミットは、一般社団法人Ethereum Japanが主催する国際カンファレンス群「ETHTokyo Week 2026」のCurated Eventとして実施される。
開催の背景と目的

Ethereumは世界最大のステーブルコイン・ネットワークであり、実物資産のトークン化やオンチェーンでの資金管理が稼働する基盤となっている。一方で、機関投資家や金融機関にとってはオープンすぎるブロックチェーン基盤として捉えられ、検討が進まない場面も少なくないという。
サミットでは、事例を作る企業や金融機関、規制・会計・リスク管理を前提とした実務の視点から、Ethereum上でデジタルアセットを運用するために必要な情報を議論する場として設計されている。暗号資産の一般向けイベントとは異なり、意思決定者と実装者が同じ場で議論することを目的にプログラムが構成されている。
イベントは完全招待制で実施され、事前登録と主催者による審査が行われる。
- イベント名:Ethereum Institutional Summit 2026
- 開催日時:2026年9月25日(金)10:30〜18:30(クロージング・レセプション 〜19:30)JST
- 会場:東京都内(完全招待制のため承認された参加者にのみ案内)
- 定員:約300名
- 使用言語:英語・日本語(リアルタイム翻訳による字幕提供あり)
- 参加費:無料(完全招待制)
- 主催:Fracton Ventures株式会社
- 参加登録URL:https://eis.fracton.ventures
プログラムでは以下の4つのテーマが設定されている。

- ステーブルコイン x プライバシー:日本のステーブルコイン戦略の現状や、決済におけるプライバシー技術と実現見通し
- Ethereum上のRWA/ETF:国債、社債、不動産、ファンド、ETFを機関投資家が投資できる形式やスキームによりEthereum上でオンチェーン化する取り組み
- オンチェーン・トレジャリー:DAT企業やファンドの会計・監査・信用管理の透明化とプログラマブル化、オンチェーン企業
- 機関投資家・金融機関向けDeFi:機関投資家や金融機関のリスクフレームとコンプライアンス要件に対応したDeFiプロトコル
第1弾登壇者とスポンサー
発表された第1弾の登壇者は以下の5名(敬称略)となっている。登壇者は公開許諾が取れた人物から順次発表され、国内の金融機関や上場企業からの登壇者も確定次第案内される予定である。
- Mo Jalil(EthSystems CEO & Co-founder)
- Kevin Lepsoe(ETHGas Founder & CEO)
- Alim Khamisa(Optimism DeFi Partnerships & Growth)
- Mau Hernandes, Ph.D.(IPOR Chief Scientist)
- Francesco Andreoli(MetaMask Director of DevRel)
また、Platinum SponsorおよびDinner SponsorとしてETHGasが決定しており、スポンサーやパートナーは今後も順次発表される予定となっている。
Fracton Venturesの役割と今後の展望
Fracton Venturesは、主催者としてプログラム設計、登壇者招聘、参加者の審査、当日運営を担当する。同社は2021年の設立以来、Ethereumエコシステムのプロトコルと日本企業をつなぐ役割を担っており、海外プロトコルの日本展開支援や国内企業へのオンチェーン事業支援を行ってきた。
Fracton VenturesのCo-Founderである鈴木雄大氏は、Ethereumの稼働実績や分散性が認知されつつある一方で、「なぜEthereumなのか」が語られていない現状に触れ、フロントランナーのプロジェクトと日本の金融機関や上場企業が議論できる場を作るとしている。同社は「アジアからEthereumエコシステムの未来を築く」ことをミッションに掲げており、本サミットの定点開催を目指すとしている。
本記事はFracton Ventures株式会社の発表をもとに作成。
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