2024年度歯周疾患検診受診者が21.6%増 20歳・30歳の対象拡大が寄与
医療法人令徳会が運営するユアーズデンタルクリニックは、厚生労働省の地域保健・健康増進事業報告をもとに、市町村が実施する歯周疾患検診の実績を分析しました。2024年度(令和6年度)に対象年齢へ20歳と30歳が加わったことで、全国の受診者数は前年度の359,554人から21.6%増となる437,382人に達しました。増加した77,828人のうち、新しく対象となった20歳と30歳が75,375人を占めています。

20歳と30歳の追加により全国受診者数が前年度比21.6%増
歯周疾患検診は健康増進法に基づいて市町村が実施する検診で、従来は40歳・50歳・60歳・70歳を対象としていましたが、2024年度から20歳と30歳が新たに対象へ加わりました。この対象拡大を受け、2024年度の全国受診者数は前年度比で77,828人増加し、そのうち75,375人が新対象の20歳・30歳でした。受診者増加の大部分は対象年齢の拡大によるものとなっています。
2024年度の全国受診者数の内訳は、20歳が30,100人、30歳が45,275人、40歳が73,655人、50歳が92,044人、60歳が95,114人、70歳が101,194人で、合計437,382人でした。
受診者数の推移をみると、全国では2020年度の343,155人から2021年度に352,991人、2022年度に365,481人、2023年度に359,554人、2024年度に437,382人と推移しています。北海道においても2020年度の6,190人、2021年度の6,990人、2022年度の8,225人、2023年度の8,131人、2024年度の9,380人と推移しています。
受診者の64.2%が「要精検」判定、20歳でも約半数に達する

2024年度の結果を全国の受診者数を分母として分析したところ、要精検が280,720人(64.2%)、要指導が108,197人(24.7%)、異常認めずが48,379人(11.1%)となりました。要精検の割合は年齢が上がるにつれて高くなり、70歳では69.8%に達しているほか、新しく対象となった20歳においても49.6%と半数近くを占める結果となっています。
なお、厚生労働省の資料によると、歯周疾患検診の受診率は約5.0%(平成30年度・40歳・50歳・60歳・70歳の推計値)にとどまっており、検診を受診する人自体は限られている状況です。また、要精検は精密検査が必要とされた判定であり、歯周病の確定診断を意味するものではありません。
ユアーズデンタルクリニック院長の湯口晃弘氏は、若い世代に検診の対象が広がったことで気づくきっかけが増えたとし、結果を受け取った後に精密検査や相談につなげることの重要性を指摘しています。
分析の背景と留意事項
歯周疾患検診は2026年4月から「歯周病検診」へと名称が変更されていますが、今回の分析では集計対象期間である2024年度の名称が用いられています。また、指導区分の3つの合計(437,296人)は受診者数(437,382人)と86人の差異があるほか、2024年度集計では一部市町村において20歳・30歳の受診者数が「-」と表示されています。

分析の全文は、情報サイト「Save Your Teeth.」(https://save-your-teeth.jp/columns/perio-screening-2024/)にて公開されています。

北海道札幌市中央区の地下鉄大通駅直結で診療を行う自由診療専門の歯科医院です。
- 医院名:ユアーズデンタルクリニック
- 運営法人:医療法人令徳会
- 理事長:湯口 晃弘
- 所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F
- 診療科目:歯周外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科(自由診療専門)
- 公式サイト:https://yours-dental.com/
本記事は医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックの発表および厚生労働省の公表資料をもとに作成しています。
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