カコムスがERASの全株式を取得しグループ化 AI実装や人材育成を強化
カコムス株式会社は、AIエンジニア育成やAI実装を手がけるERAS株式会社の発行済株式の100%を取得した。これによりERAS株式会社は、カコムスホールディングス株式会社を中核とするカコムスグループへ参画した。両社はAI人材育成からAI実装、システム開発、業務変革支援までを一貫して提供できる体制の構築を進めるとしている。
参画の背景と目的
ERAS株式会社は2017年の設立以来、「時代を創る、人を育てる。」という理念のもと、AIエンジニア育成プラットフォーム「Learnow」の運営、AI実装・業務改善支援、Webシステム開発支援、データ基盤構築・分析支援などを通じて技術者育成と顧客課題の解決を推進してきた。
企業のAI活用が「試す」段階から「業務に実装し、使いこなす」段階へと移行する中、AIを使いこなす人材の育成と、AIを組み込んだシステムの安定的な開発・運用を同時に進められる体制へのニーズが高まっている。1971年の創業以来、システムコンサルテーションから受託開発、保守・運用、ITインフラまで実績を持つカコムスグループの一員となることで、ERAS株式会社は強みである「人を育てる力」と「AIを実装する力」をより多くの顧客へ、より大きな規模で届けることが可能になると判断したとしている。
今後の展開と事業シナジー
ERAS株式会社は、カコムスグループの一員として事業シナジーの創出を進める方針を示している。
主な取り組みとして、AI実装・業務改善支援サービスの共同提案やカコムスグループ既存顧客へのクロスセルのほか、AI駆動開発、生成AI活用、データ基盤・BI領域における技術ナレッジの相互共有を行う。さらに、ERAS株式会社のAIエンジニア育成プラットフォームとカコムスグループの教育・研修基盤を組み合わせた人材育成サービスの強化、首都圏における顧客接点・営業機会の拡大、受託開発やエンジニアリング支援などの領域での相互補完、両社の人材交流などを進めるとしている。
なお、参画後もERAS株式会社の社名、所在地、代表者および既存サービスの提供体制に変更はない。
両社代表のコメント
ERAS株式会社 代表取締役の千葉 涼介は、培ってきたAI人材育成やAI活用支援の知見とカコムスグループの顧客基盤やシステム開発力を組み合わせることで「お客様にこれまで以上の価値を提供できると考えています」と述べている。
カコムス株式会社 代表取締役会長兼社長の清水 卓は、ERAS株式会社の専門性とカコムスグループのシステム開発・運用ノウハウの融合により「お客様のDX推進とAI活用をより強力に支援できる体制が整いました」としている。
両社の概要
ERAS株式会社
- 所在地:東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル8F
- 代表取締役:千葉 涼介
- 設立:2017(平成29)年1月17日
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:「Learnow」の企画/開発/運営、テクノロジーコンサルティング、アプリケーション設計/構築/運用保守、アプリケーションセキュリティ設計/運用
- URL:https://eras.jp/
カコムス株式会社
- 所在地:大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル26F
- 代表取締役会長兼社長:清水 卓
- 設立:1971(昭和46)年7月7日
- 資本金:9,500万円
- 事業内容:システムコンサルテーション、システム受託開発、システムエンジニアリングサービス、システム保守サービス、システム運用サービス、ソフトウェア受託開発、ITインフラ・ネットワーク運用サービス
- URL:https://www.kacoms.co.jp/
本記事はERAS株式会社の発表をもとに作成。
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