大型複合施設「渋谷アクシュ」7月8日開業、青渋の新たな顔に

渋谷二丁目17地区市街地再開発組合と東急株式会社は、2024年7月8日に渋谷駅東口エリアに大型複合施設「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」を開業すると発表した。1-4階は商業施設、5-23階はオフィスで構成される。

渋谷アクシュが位置する渋谷駅東口から青山方面へと続く「青渋」エリアは、これまで周辺との回遊性が低く、人々が集う場所が不足していた。そこで、同施設は「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとの繋がりを活かし、”青渋”のアイコンになることを目指す。

商業フロアには、新業態や初出店を含む15テナントが出店。カフェやレストランに加え、パブリックアートを楽しみながら食事やワインを味わえるイタリアンなど、多様な店舗が並ぶ。また、渋谷駅方面と青山方面にそれぞれ広場が設けられ、大型ビジョンやキッチンカー、現代アートギャラリーやアートバーなどにより賑わいを創出する。青山方面の広場では、株式会社NANZUKAによるパブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」の第1弾として、世界的アーティストのJean Jullien氏の作品を展示する。

渋谷アクシュは、人々が集うだけでなく、滞在する時間・価値そのものを提供することで、渋谷駅東口エリアに新たな賑わいを生み出していく。通勤・通学前後やランチ、ディナーなど時間帯・用途別の需要に応える飲食店に加え、現代アートギャラリーや女性フロアを完備した健診センターなど、多彩なテナントが青渋エリアの魅力を高めていくだろう。