「TOKYO STREET DAY」ストリートサッカー大会が東京・錦糸公園で開催

東京の錦糸公園で、「TOKYO STREET DAY supported by higashin」が3月23日(土)に開催されます。一般社団法人日本ストリートサッカー協会が主催するこのイベントでは、ストリートサッカーが織りなす新たな都市文化を体験することができます。

イベントでは「全日本PANNA選手権大会」の決勝大会が行われるほか、ストリートサッカー体験会や大型エア遊具、シャボン玉パフォーマンスなど、多彩なプログラムが予定されています。観戦だけでなく、自分自身がフィールドに立ってプレイすることも可能で、ストリートサッカーの魅力を存分に感じられるイベントとなっています。さらに、同公園では「さくらまつり」も開催され、花見を楽しみながらスポーツ体験ができるという、一日中楽しめる内容となっています。

U-12、OPEN、O-40、女性の4つのカテゴリーで開催され、リーグ戦及びトーナメントで争います。また、大会のエントリー受付は2024年2月25日に締め切られています。

ストリートサッカーとは、直径5mの囲いの中で3分間得点を競うスポーツです。弾まないデニムボールを使用し、フィジカルコンタクトより足技で戦うスタイルが特徴で、小さいゴールへのコントロールシュートが重要となります。また、股抜き(PANNA)をするとノックアウト勝ちとなるルールがあり、終始緊張感が続く戦いが展開します。

「全日本PANNA選手権大会」は2018年にスタートし、子供たちに新たな目指す場所を提供することを目的にしています。2018年の第1回、2019年第2回大会のOPEN部門を小黒拓人が2連覇し、2018年デンマークの世界大会で森川獅大、2019年オランダの世界大会にて小黒拓人が世界チャンピオンとなるなど、国内普及の期待を膨らませました。新型コロナウィルス感染症の影響で2020年から2022年は開催見送りとなりましたが、2023年、4年ぶりに開催された第3回大会のOPEN部門では、世界大会出場者の濱嵜拓輝が初優勝しました。

ストリートサッカーは、都市文化の中で新たな風を吹き込んでいます。「TOKYO STREET DAY」はその一環として開催され、多くの人々にストリートサッカーの魅力を伝え、普及につなげています。錦糸公園で開催されるこのイベントは、都市空間を活用した新たなスポーツ文化の形成に寄与しており、今後の展開が期待されます。