文藝春秋、辻村七子の小説 神さまのオートクチュール を2026年12月2日に刊行へ
株式会社文藝春秋は、辻村七子氏による文庫オリジナル小説『神さまのオートクチュール』を、2026年12月2日に刊行する。累計発行部数95万部を突破しアニメ化もされた「宝石商リチャード氏の謎鑑定」シリーズの著者が、新たにオーダーメイドのファッションの世界を描く。
物語の主人公は、東京服飾学校に通う茜。寝不足のなか課題の提出に追われ、アルバイト先へ向かう途中で倒れ込んだ茜は、見知らぬ男性から自身のアトリエを使ってよいと手を差し伸べられる。

たどり着いたアトリエで男性の手技を目にした茜は弟子入りを志願し、神楽というその男性の助手の立場を得る。看板のないアトリエには無理難題をオーダーする依頼人たちが次々に訪れるほか、執拗に神楽を追い掛ける等々力という男がフランスに帰るよう迫るなど、奇妙な出来事が展開していく。
装画はマンガ家の佐藤アキヒト氏が担当
装画は、徳間書店のコミック『ルームメイト』を手掛けるマンガ家の佐藤アキヒト氏が担当した。カバーや帯には、神楽、等々力、茜の3人のキャラクターが描かれている。
辻村氏は2014年度ロマン大賞〈大賞〉を受賞してデビューし、「京橋骨董かげろう堂」シリーズや『ルマールの偽伯爵 ヤースレリア大陸物語』『博士とマリア』などの著書がある。なお、辻村氏の「辻」の表記について、正式には1点しんにょうであることが案内されている。
著者と装画担当者のコメント
辻村氏は、編集者からの提案を機に年単位で調べものを進めるなかで奥深さに圧倒されたと振り返り、「彼らの躍動する『服』というフィールドと、その底知れなさを、一緒に訪ね歩いていただけたら嬉しいです」とコメントしている。
佐藤氏は、茜の不屈の精神や、神楽のことしか頭にない等々力・アントワーヌ・勇也、才能と魅力が周囲に与える影響について考えが及んでいない神楽忍といったキャラクターたちの鮮やかさや豊かさに触れている。
書誌情報
- 書名:『神さまのオートクチュール』
- 著者:辻村七子
- 装画:佐藤アキヒト
- 発売日:2026年12月2日
- 判型:文庫判 288ページ
- 出版社:文藝春秋(文春文庫)
- ISBN:978-4-16-7925925
- URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167925925
本記事は株式会社文藝春秋の発表をもとに作成。
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