鍋の具材は豚肉と白菜が人気 管理栄養士が定番の組み合わせを3つの視点で評価
ウェルネスダイニング株式会社は、全国の25~65歳の男女300名を対象に実施した「鍋料理に関するアンケート」の結果を発表しました。鍋に入れることが多いメイン具材は「豚肉」(40.3%)、野菜類は「白菜」(72.7%)がそれぞれ1位となりました。また、上位の具材を組み合わせた「豚肉と豆腐のだし水炊き鍋」について、管理栄養士が3つの視点から評価した結果も公開しています。
具材は豚肉と白菜がトップ 〆は雑炊が最多も麺類合計が上回る
鍋料理に入れることが多いメインの具材(複数回答)は、「豚肉」が40.3%で最も多く、「鶏肉」(35.7%)、「豆腐・大豆製品」(35.0%)が続きました。以下は「魚・魚介類」(18.0%)、「つくね・肉団子」(17.0%)、「牛肉」(9.0%)、「餃子・シュウマイ」(5.7%)、「ホルモン・もつ」(3.3%)となっています。


野菜類(複数回答)では、「白菜」が72.7%と突出して高く、「長ねぎ」(53.7%)、「きのこ類」(51.0%)の上位3項目が半数を超えました。次いで「大根」(31.3%)、「水菜・春菊」(24.7%)、「にんじん」(23.7%)、「もやし」(21.3%)、「キャベツ」(18.7%)、「ニラ」(14.0%)となり、「野菜はあまり入れない」は8.0%でした。



好きな鍋つゆの味(複数回答)は、「だし・水炊き」が60.0%で1位となり、「しょうゆ」(46.0%)、「味噌」(39.3%)、「キムチ・辛味系」(32.3%)、「塩」(23.3%)、「豆乳」(15.7%)、「カレー」(12.3%)、「トマト」(11.7%)が続いています。
最後に食べたい「〆」については、「ご飯・雑炊」が32.7%で単独トップでした。一方で、「うどん」(22.0%)、「ラーメン・中華麺」(16.7%)、「パスタ」(1.3%)を合わせた麺類は40.0%となり、「ご飯・雑炊」を上回っています。「もち」は2.3%、「〆は食べない」は25.0%で、何らかの〆の料理を選んだ人は75.0%でした。

重視する点は「おいしさ」と「野菜」が約6割
鍋料理を作るときに最も重視することを聞いたところ、「おいしさ」(30.0%)と「野菜をたくさん食べられること」(28.7%)の2つで約6割(58.7%)を占めました。
次いで「特に意識していない」(13.3%)、「食べ応え・満足感」(5.3%)、「家族みんなで食べられること」(4.0%)が続きました。「たんぱく質をしっかり摂ること」「栄養バランス」「カロリーを抑えられること」「塩分を控えられること」は、合わせても12.3%にとどまり、「たんぱく質をしっかり摂ること」単体では3.3%でした。
上位具材の鍋を管理栄養士が3つの視点から評価
各設問の上位具材を組み合わせた「豚肉と豆腐のだし水炊き鍋」を想定し、管理栄養士が3つの視点(各100点満点)で評価を行いました。具材の想定量(1人前)は、豚もも肉100g、木綿豆腐100g(約1/3丁)、野菜・きのこ適量、ご飯100~150gです。
評価項目ごとの得点と採点結果は以下の通りです。
- ダイエット中の方:80点
エネルギー密度(20点)、肉の部位(脂質)(10点)、〆の糖質量(15点)、タレ・調味(15点)、食物繊維・ビタミンB1(20点)。白菜は100gあたり約13kcalで約95%が水分であり、油を使わないためエネルギーを抑えやすい特徴があります。豚肉の部位や〆のご飯の量、タレの選び方で点数は変動します。
- 満腹感・満足感を求める方:70点
温かさ・かさ(20点)、〆の満足感(20点)、噛みごたえ(5点)、味の変化(10点)、食べごたえのある具材(15点)。汁物のかさや雑炊で満足感がある一方、具材がやわらかく噛みごたえが不足する点や、だしだけでは後半に飽きやすい点が挙げられています。
- 筋肉づくりを目指す方:75点
たんぱく質の量(5点)、動物性・植物性のたんぱく質がそろっているか(20点)、たんぱく源の質(10点)、〆の糖質(エネルギー確保)(20点)、ビタミンB1(20点)。豚もも肉と木綿豆腐で動物性・植物性の両方がそろい、〆のご飯で炭水化物も補えますが、筋肉づくりを目指す量としてはたんぱく質量が少ないと評価されました。
調査および会社概要

本調査は、ウェルネスダイニング株式会社(ウェルネスダイニングからだ想い研究所)が2026年9月にインターネットを活用したクローズド形式で実施しました。調査対象は全国の25~65歳の男女計300名です。構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
ウェルネスダイニング株式会社は、東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル6階に拠点を置き、代表取締役を中本哲宏が務めています。制限食に特化した気配り宅配食や嚥下対応のやわらか宅配食の企画・販売を行っています。
本記事はウェルネスダイニング株式会社の発表をもとに作成しました。栄養価の概算には文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(2023年4月公表)、栄養素の考え方には厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(2024年10月公表)が参照されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



